タルコフスキー監督がオールタイムベスト10の1本として挙げている作品。真の信仰を追い求める神父ナサリンが不信心な周囲の中で挫折していく様を描く。設定はブレッソン監督の「田舎司祭の日記」(1950)と…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ルイス・ブニュエル監督作。
メキシコのスラム街で固い信仰を貫く神父の姿を描いたドラマ。
『哀しみのトリスターナ』(70)の原作者でもあるベニト=ぺレス・ガルドスの小説をメキシコ時代のルイス・ブニ…
ブニュエル監督は本当に昔から全然ブレないんですね。。感心させられます。
幼少期の過ごし方や環境がその後の人生や人格形成に影響してくるって良くある話ですが、この監督からはそれを強く感じます。
ブニ…
あまりにも構図がキマリすぎてて軽く引いた。カメラは割と動かしてるほうなのに全く間違わないのが凄すぎる。話としては『ビリディアナ』に近く、ベルイマンとも共鳴しそうなもので少々お堅く感じてしまうが、とに…
>>続きを読む1959年カンヌ国際映画祭 国際賞 受賞作
何をされても怒らない敬虔なクリスチャンのナサリン神父は、自分では大したことは何もしていないと思っているのに、まるでイエス・キリストのように、一方からは奇…
〈聖職についたドン・キホーテ〉の苦悩とは言い得て妙。これほどまでに受難に遭おうとも、見返りで幸福を求めるのではなく、信仰を持って生きること自体に幸福が、いや幸福以上の生がある。とは行かず、、。「お互…
>>続きを読むやっと観た映画祭①
もはや
宗教批判通りこして人間批判。
信仰とは何なのか
信じるとは何なのか
最終的には信じることの無意味さ冷徹につきつけ、そのくせ信仰を失った人間の脆さを何の躊躇もなく描いて…
カンヌ国際映画祭特別審査員賞受賞作。スペインの小説家ベニート・ペレス・ガルドスの原作となり、神に献身する敬虔なナサリン神父の巡礼物語。
ブニュエルの映画の中でも精神的な作品で、最も…
荒くれ者が蔓延るスラム街に住む1人の神父ナサリン。彼はセキュリティガタガタの家に住み窓から人が入ってきても金を盗まれても何も言わず、施しも罪も全ては神の采配と信じて疑わないほど善良な男だ。そんな彼の…
>>続きを読むずっと見たかった!タルコフスキーお気に入りの10の映画の1つ。
迫害を受けながらも巡礼の旅を続ける神父の姿を描く。
流石、ブニュエルらしい宗教観…風刺が厳しく現実を突きつけられる。
メキシコのカラッ…