#パルム・ドールに関連する映画 32作品

2018/6/8 配給 ギャガ カンヌ映画祭、パルムドール受賞作品。 凄い。「うなぎ」以来21年ぶり。 会心の一撃…

“現代の小津安二郎”と言わんばかりに様々な“家族の形”を描いてきた是枝監督だが、本作は彼のフィルモグラフィーの中でも最…

「ここには光が降り注ぐから。それまでどうか、お元気で。」 少し鑑賞が遅れてしまいましたが、席はなんと満席。 勢いを増…

四角くて完璧な画面構成にあまり惹かれず、全体的に説明的すぎて『グエムル』のが好きだった。分かってたけど「メタファー表現…

以前「ジョーカー」を観た時に「タクシードライバー」も併せて観た方が良いよ、と各方面から言われていましたが、ようやく観る…

孤独を撃ち抜くデ・ニーロの眼差し 孤独や社会の歪みを背負った一人の男の物語として、その普遍的なテーマが今なお響きます…

豪華客船に乗り合わせたリッチ、セレブ、そして乗務員スタッフ。 船の沈没で流れ着いた無人島で格差ヒエラルキーの逆転が起こ…

スウェーデンのリューベン・オストルンド監督が現代における階級社会をテーマに描いた風刺劇。 前作に続いてカンヌ国際映画祭…

心臓発作を起こし、ドクターストップにより仕事を続けられなくなったダニエル・ブレイク。国の援助を頼るも審査に通らず、仕…

2016年”I, Daniel Blake”。映画で物語る意味には、こういう社会制度の矛盾への抗議、しわ寄せをかぶる層…

フォロワー様のレビューを読んだのと、『フレンチアルプスで起きたこと』が面白かったので鑑賞✨ 信頼と思いやり、権利と義…

リューベン・オストルンド２作品目。「逆転のトライアングル（三角）」に続き今回は（四角）ですね。今回も全く期待を裏切らな…

30年前の映画ですがいつ観ても格好良いですね。 ジョン・トラボルタはこの作品で良さが再確認されます、やはり踊れる人。…

幾つかのストーリーの交錯とバラバラな時系列‥そんな構成が面白いこの映画、その中の１つ１つのエピソードもすごく面白い。 …

余韻に浸る心の余裕がある時に、記憶から引っ張り出して観たくなる。 映像とライ・クーダーのスライドギターが完璧にマッチ…

【僕の命より愛してる。】 再視聴。やっぱ素晴らしい映画すぎる。ヴェンダースのゆっくりのテンポは、少々気難しいが、こん…

いやー久々のフランス・モヤモヤエンディング映画でしたｗ なんでしょう？不満はないけど特に心にアタックもない、 といった…

観客に委ねる、を良い感じに分かりやすく委ねてくれる作品で、良作品。 ただ私はどちらかと言うときっと奥さんの方。でもそれ…

「ここは静かすぎる」 絶望のミュージカル。 インターネットでは「ミスト」「ジョニーは戦場へ行った」などと並んで、胸糞…

【この監督はサド？】 これは公開当時、カンヌで受賞！世界が絶賛！涙、涙の感動作！みたいな松竹の宣伝に釣られて観たのだ…

ナチスのホロコーストを生き延びたピアニスト・シュピルマンの実話を元にした映画。 ホロコーストの話だとやはり『シンドラ…

◆あらすじ◆ 1930年代のポーランドでユダヤ人のウワディスワフ・シュピルマンはピアニストとして活躍していたが、193…

自動車修理の工員とシェルブール傘屋の娘の恋物語、戦下の二人それぞれの人生を歩む。 パリは世界一オシャレな街、1957年…

1960年代は、ミュージカル映画の全盛期だったと思う。 そのなかで、アメリカは『ウエスト・サイド物語』のようなアメリカ…

記録用 スティーヴン・ソダーバーグ監督作品。 ソダーバーグ監督のデビュー作でパルムドール受賞。 早熟の監督でしたが処…

理想と嫌悪とコンプレックス 「プレゼンス 存在」の予告を見てソダーバーグ作品が観たくなり鑑賞してみました。 初鑑賞で…

エイダと娘のローラは、１台のピアノと共にニュージーランドへ降り立つ。話せないエイダにとって、ピアノは自分の一部であった…

✨㊗️🎥映画2️⃣7️⃣0️⃣0️⃣レビュー、達成㊗️✨ また1つ、100の階段を登る。映画はもはや無限にあるわけで…

　1980年制作、黒澤監督のカラーによる初時代劇で唯一歴史上の人物を取りあげたものである。 　確かに画家を目指してい…

〝何やってんだよ勝新💢〟 45年前の、あの怒りがまた込み上げてきた。 初めて黒澤明の映画を観たのは1980年公開のこの…

内戦下のスリランカから妻と娘を装った偽の家族を連れてフランスへ亡命したディーパン お互いに情など一切なかったが知らない…

解放の虎 強い。 という感想以外の部分の方が本作の目指したテーマであるのかなぁ。スリランカ内戦の難民が見知らぬ土地で擬…

ジョルジュ・アルノーの同名小説を映画化したサスペンスで、アンリ＝ジョルジュ・クルーゾー監督の代表作。 カンヌ国際映画祭…

1112 2024/032 口笛＋切符＋手紙＋マリア祝詞＋美しく青きドナウ◎ アンリ＝ジョルジュ・クルーゾー監…

この前、滋賀の草津で購入した中の1品 ロバート・アルトマン監督作品 朝鮮戦争下の米陸軍移動外科病院にホークア…

　二回チャレンジして二回ともリタイアしちゃったやつ。製作中も続いていたベトナム戦争にたいする風刺コメディを目指すがスタ…

「うなぎは話を聞いてくれる 　　　　　　　　　　余計なことは言わない」 パルムドール受賞作 浮気を目撃し衝動的に妻…

今村昌平監督は、「赤い殺意」「復讐するは我にあり」「黒い雨」で脱帽しております。本作品「うなぎ」が、カンヌ国際映画祭で…

【昔むかし、あるところに集落があった】 エンニオモリコーネが亡くなられた。 僕が彼の音楽を初めて聴いた作品がこの『ミ…

冒頭、十字架に縛り付けられた男が南米イグアスの滝の激流に流されていく。圧巻。かつてこの地に布教に訪れたイエズス会の宣教…

この映画、感想書くのがとても難しい！ ちょっと内容を理解しきれなかったのもありますが。 まず間違いなく言いたいのは、…

幼き頃に受けたチタンのイニシエーション。 "RAW"から変わらぬメタモルフォーゼがテーマと思いきや‥ 鉄男ならぬ鉄娘か…

この映画を見るのは、4Kレストア版を含めて3回目である。見るたびに圧倒されてしまってとても言葉にすることはできなかった…

素晴らしい完成度、気品を感じる映画 激動する20世紀中国、その歴史の奔流に巻き込まれる芸と愛の物語。戦争、文化大革命…

【Love Me Tender】 "カルトの帝王"デヴィッドリンチと、一部のファンからカルト的人気を誇る俳優ニコラス…

記録用 デビット・リンチ監督作品。 デビット・リンチ追悼として報道があった日に鑑賞。 これも奇しくもナチュラルボー…

自身の間近な死を悟っていたブンミの前に、10年以上前に亡くなったはずの妻・フアイが幽霊となって現れる。続いて、失踪した…

“森を前にすると、私の前世が現れる。” 『メモリア』でもそうだったが、アピチャッポン映画を観てると、時間感覚が流れる…

記録用 ロベルト・ロッセリーニ監督作品。 イタリアン・ネオレアリズモと言ったら思い浮かぶ代表的な作品。 終戦直前から…

イタリア映画の伝統、「お家芸」という「ネオリアリズモ」の原点的作品。 邦題はなんとなくカッコイイが、あまり「都市」の物…

“ベオグラードを舞台に、第二次世界大戦からユーゴ内戦まで、ユーゴスラビアの激動の歴史を描いている。本作品はユーゴスラビ…

これぞ90年代東欧映画のマスターピース！！エミール・クストリッツァ監督の名作。 1941年ナチスドイツ占領下のペオグ…

労働者階級のリアルな声を代弁する演劇を目指す理想主義者なBarton Finkはとにかく売れる脚本を書けという商業的な…

囚われた男の末路 ドロドロの壁紙が剥がれ落ちる不気味なホテルでの悲劇 これは凄く後味が残る作品だった! 大筋は分かり…

記録用 今村昌平監督作品。 原作は深沢七郎の「楢山節考」であり姥捨山伝説を元に作られている。 一度木下恵介監督により…

2024年174本目 姥捨山を題材にした映画『楢山節考』には1958年の木下惠介版と、こちらのカンヌ映画祭でパルムド…

【世界遺産カッパドキアを舞台に 洞窟ホテルを営む夫婦を中心としたレスバ✧196分一本勝負】 鑑賞を迷っていたので､い…

記録用 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。 ホテルをカッパドキアで経営する裕福な主人公夫婦。 そこには離婚した妹も居…

池波正太郎のエッセイで紹介されていて、見たいと思っていた作品。 とはいえ池波先生はネタバレどころかオチまで書いてしまわ…

タイトル、ジャケから靴をめぐっての少年の物語を想像していたら、貧しくとも堅実に日々を過ごしている小作農家の日常をドキュ…

夜のNHKのテレビの映像を見たときは衝撃でした。見た瞬間に、「事故ではない、テロだ」と確信しました。 そして世界大戦ま…

ハリセンボン春菜の「○○じゃねーよ」芸のほうで有名になりすぎて、日本ではアメリカのおもしろオジサンなんでしょ程度のイメ…

【ノワールで美しい恐怖を】 間違いなくオールタイムベストな一本です！ 『ゴッドファーザー』で成功を納めたコッポラが監督…

「フランシスフォードコッポラ〜終わりなき再編集」という特集上映で「カンバーセーション〜盗聴〜」4Kレストア版が劇場公開…