終盤一気に心を掴まれる。勲章を欲しがってばかりで自分で戦おうとしないシュトランスキー大尉と正反対の人間シュナイター伍長の敵対関係。仲間内の裏切り行為ほど悲しいものはない。勲章を馬鹿馬鹿しいと笑うシュ…
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① リアルな戦闘シーン。
② シュタイナーの哲学。
③ 仲間との絆。
④ 戦場の権力闘争。
⑤ ドイツ軍の事情。
⑥ 蝶々で始まり蝶々で終わる。
【感想】
シュタイナーがめちゃくちゃ…
テーマ「戦争の恐怖」
めっちゃ良い反戦映画。
優秀、人格者、人望あり、イケメン、ラブロマンスまでしちゃう主人公シュタイナーがひたすら戦争をする映画。
戦争は軍人である自分にとっての使命であるとし…
高名なのにあまり縁がなかったサム・ペキンパー。これもむかーしTVで観ただけで最後のあの笑い声しか覚えてなかったけど、ドイツ兵士側からナチのみならず戦争そのものを、つまり戦争のはらわたを嫌悪してみせる…
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初めてサム・ペキンパーの映画を見た
荒削りが故のスタイリッシュさ
そしてすごく乾いている
スローモーションは今となってはよく使われる手法だけどでもやっぱ効果的
ラストの笑いはなんかこの世のあらゆ…
1943年。ドイツ軍とソ連軍が死闘を繰り広げるロシア戦線が舞台。
バイオレンス映画の巨匠、サム・ペキンパー監督による戦争映画の金字塔。
これを見ずしてミリタリーアクションは語れない!
部下のため…
このレビューはネタバレを含みます
当時ドイツ兵を主役にした戦争映画はなかなか斬新だったらしい。そのうえシュタイナー達はナチに反抗心を持つドイツ兵なので、より個性が強い映画だったと思う。
正直、プライベートライアン世代の身からする…
爆発に次ぐ爆発の迫力が目を引くけど、ドイツ軍がみんなナチなわけじゃないとか、軍隊ももちろん一枚岩じゃない感じとか、現代にも通じる上層部の使えなさとか、ニンゲン的な部分に特に惹かれる作品だった。
シ…
東部戦線を描いた珍しい作品。5分に一回は必ず暴力が描かれる。実際に予算のほとんどを火薬に注ぎ込んでおり、暴力を描きたいために撮ったような作品であることは間違いないと思う。善悪云々は置いておいて人間が…
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