執炎の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『執炎』に投稿された感想・評価

「(出兵する時に)あんな綺麗な顔しても次の瞬間には気が狂ってる」

浅丘ルリ子出演百本記念作品。
同監督作品『黒い太陽』に完全に置いてけぼり食らった記憶からなかなか手が出せないでいた本作だったけどナ…

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Scratchy

Scratchyの感想・評価

4.0

田舎娘には見えないルリ子とずっと薄笑いを浮かべたような表情の伊丹十三の組み合わせで幸せな日々を見せつけんのはいいけどそれにしてもお馬さんごっことかお姫さまごっこにはげっそり。文芸作品らしいナレーショ…

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2024.4.24 Prime Video
情念の火を燃やし短い一生を終えた一人の女の物語
愛する夫を一途に想い続ける(想い過ぎていたのかもしれんが)妻を演じた浅丘ルリ子が素晴らしい

母親は仏壇に…

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yaaa

yaaaの感想・評価

4.0

浅丘ルリ子さん出演100本記念の作品なんて、とにかく浅丘さん映画出過ぎ。
話は日本海に面した村で戦争で引き裂かれる夫婦を描いたものであるが、画面がとても面白い。勿論、浅丘ルリ子さんの可愛さ、美しさは…

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浅丘ルリ子出演百本記念、芸術祭参加作品、そしてこのタイトルときたら、そりゃもう心の準備が必要ですよね。うん、白黒で大正解。細眉ルリ子の能面にはホラー味さえ感じるド迫力。共演が日活イツメンじゃないのも…

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Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0

〖1960年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:文芸映画:日活〗
1964年製作で、加茂菖子の同名小説を実写映画化で、浅丘ルリ子出演百本記念で製作された人間ドラマらしい⁉️
戦争に翻弄される男女を描…

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平家部落と戦争。戦争の招集令状により度々引き離される男女。執炎のタイトルそのままに情炎のように燃え上がる二人。待つ女はいつ帰ってくるかわからない相手をひたすらに想う。
監督藏原惟繕、脚本山田信夫、音…

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たく

たくの感想・評価

3.7

一人の男を自分の命を懸けて愛し抜く女の執念を描く蔵原惟繕監督1964年作品。蔵原監督といえば自分にとっては「愛と死の記録」で、本作でも戦争に引き裂かれた男女の図式と愛の狂気を描き、こういう話をやらせ…

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浅丘ルリ子と言えば、寅さんのリリー役でしか観た事が無かったので、こんな若い頃の浅丘ルリ子が新鮮でした。


きよの(浅丘ルリ子)と拓治(伊丹十三)が最初に出会ったのは、小学生の頃。
やがて拓治は水産…

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デニロ

デニロの感想・評価

4.5

女は、男がこころならずも死にゆく姿に、/女があれほど美しい顔をしたら、もうその次には気が狂うとるで。女は単純に見えて、こころも身体も複雑なんや。/と女自身の濃艶を言い尽くす。

そんな浅丘ルリ子、芦…

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