新文芸坐さんに「安部公房生誕100年 超越する芸術・勅使河原宏との仕事」と題した特集上映。初期代表作『砂の女』(1964)『他人の顔』(1966)を鑑賞。
『砂の女』(1964)
ある高校教師(演…
何とも言えず奇妙な話だった。あたかも、人の心の底に降りて行って、段々そこから抜けられなくなっていくような、そんな話だったのではないかと思う。
“女”の岸田今日子が何と言うか、謎めいて妖艶でもあ…
この作品は、当時、カンヌ特別審査員賞、アカデミー監督賞ノミネート、外国映画賞ノミネートと世界を席巻したと映画史に記憶されてます。もっともらしい設定でありながら、明らかにずれまくっている。見ているうち…
>>続きを読む新文芸坐「白黒映画の美学」にて。モノクロの良さが際立ちます。肌に付く砂つぶ、汗のベタつく感じはモノクロならではの温度感やニュアンスでいやな感じを演出します。話がシンプルでいて複雑なのは、その砂の家の…
>>続きを読むレビュー書くの忘れてた…
ものすごく強烈で、鑑賞後はかなりぐったりした記憶。
安部公房本人が作っただけあって、本の隅から隅まで、取りこぼすことなく、全てが正確に映画化されていたと思う。圧巻だった。…