映画というより舞台。
長回し、長台詞。
なので
主演2人の演技力の高さが
とても際立っていた。
前知識も無く
軽く観れるものかと
気軽に観始めてしまったけど
教材にもなりそうな
しっかりとした戦争…
このレビューはネタバレを含みます
この意味深長な(どんでん返し的な)ラストシーンは原作にないらしい。そこから遡って考えてみると最前までの物語の印象が変化する。友人の死、父の死に感じた後ろめたさを引きずって男の愛情を受け取ろうとしない…
>>続きを読む3年前広島に落とされた原爆で家族や友を失い、一人暮らしをする美津江(宮沢りえ)。
美津江は、自分だけが生き残ったことに負い目を感じ、幸せになることを拒絶しながら生きていた。
そんな美津江の前に、突然…
2022.08.15/170/GYAO
〝こっちじゃ、こっち。美津江、はよう戸棚に来んちゃい。何をしとる。はよう座布団かぶって下に隠れんさい。もう、ピカピカが来ようがドンドラが鳴ろうが大丈夫じゃ〟
…
このレビューはネタバレを含みます
1948年。原爆から生き延びた娘と、原爆で亡くなった父の会話から、原爆の惨たらしい現実を淡々と浮かび上がらせる。市井の人々にとって原爆とはなんだったのかを知ることができるので、子供たちに見せるに適し…
>>続きを読む政治は全体を語りたがるが、映画は個別を映し出す。
ちょうど終戦記念日近いんで自然と戦争ものを観てしまう。今作は原爆。原爆で亡くなった父と生き残った娘の邂逅である。
以前原爆の話を聞いたとき、アメ…
原爆投下から3年後の広島。ひとり生き残ったことに罪悪感を抱く美津江は、原爆資料を収集している木下と出会う。自分だけ幸せになる資格はないと木下への恋心を押さえつける美津江の前に、亡くなったはずの父が現…
>>続きを読む「父と暮せば」パートナーズ