御大・加藤泰が登板した緋牡丹のお竜第三弾。
名古屋を舞台に、偽お竜騒動からロミオとジュリエット的な若者達の恋までを盛り込みながら、徹底して「仁侠道」に殉じる者を描く「ザッツ仁侠」。
縦の構図がきり…
加藤泰でした。カットが100パーセント加藤泰すぎてデコより上がカットされてました。カメラが地中に埋め込んであり、アップダウンのあるまっすぐな道が出てきます。素晴らしいカットを堪能できますよ。かっこえ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
全くの素人感想なのを。<(_ _)>
くるくると切り替わる画面、馬や鉄砲、毛穴まで見えそうなローアングルの迫力。
ともかく面白かったです。楽し過ぎて時間を忘れました。(´▽`*)
笑…
【盛り沢山】
(以下は9年前に書いたレビューです。)
BS録画にて。シリーズ第3作。
舞台は明治中期の名古屋ですが、かなり盛り沢山な内容です。
冒頭、盲目の少女が線路に入り込んで危うく列車に・…
東映のロゴが出たあとには、線路の向こうから歩いてくるお竜さんを仰角で捉えたショットで始まってああもう加藤泰の世界だなと。画面に貫かれた独自の美意識。冴え渡る映像美学。雪、傘、汽車の煙。テンポの良い繋…
>>続きを読むまず、カット割りが流麗すぎて舌を巻いてしまう。省略を多用するなかで、それが語り経済性や見せかけの過激さに堕落することなく、ひとつの表現としてしっかりと成立している。特に、中盤の藤純子と金原一家の刺客…
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