「神話のクリアランスセールです。」時代を超えたセールが始まる。セールという名のショーである。強い画がただひたすら続く。セリフ以上に画が詩となる。一体何を観せられてるのか。そんなことを考えさせる隙など…
>>続きを読むベルサイユのばらのキャラクターだけでオズの魔法使い、白雪姫、不思議の国のアリス、マッドマックス、欽ちゃんの仮装大賞を一つの映画で作りました!一部監督はマリリンマンソンが撮りました!みたいな感じ
無茶…
イズム悪の集大成が可視化されたようなホモソーシャルが、どこまでも愚かで可笑しい。フルイドなジェンダーが心地よく、フリークでクィアな純愛三角関係が微笑ましく、結末は残酷。インクルーシブなフリークシティ…
>>続きを読む神聖なるフリークス。
美しすぎるフリークス。
愛すべきフリークス。
現代社会が目指すべきフリークス。
出る杭を打ち、毛色の違う者達を撃ち落としてきた、我々人間の罪深い性。
真の醜悪は均一化され統制…
ウルリケ・オッティンガー監督の「ベルリン三部作」第二作。
資本教あるいはデパートの神話。
オルランドが巡る5つの「小さな世界劇場」。その劇場は歴史を縦横無尽に駆け回るファンタジーなのだが、彼…
ウルフの『オーランドー』は前に何十頁か読んで挫折したのを覚えているが、これ観た後ならなんだかいける気がする。最初っからずっとグダグダやってるシーンばっかりなんだけどそれさえ異様に面白い。イメージの連…
>>続きを読む初ウルリケ・オッティンガー。
とんでもない作品で序盤からド肝抜かれた。まず世界観が分からぬ。「何コレ?」の連続で、ビジュアルがとにかく強い。ビジュのパワーで捩じ伏せられる快感。観たことのない映像とテ…
さっぱり意味が分からない、あらすじを読んでも尚のこと分からないがめちゃくちゃ面白かった。これはもうこの時代のドイツ文化の特異性をそのまま具現化したものとして感覚で捉えるべきではないか、音楽にしてもそ…
>>続きを読むFreak Orlando, Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger