やっぱり吉永さんが一番面白いよね。慈愛に満ちた優しさがあるかと思えば男を誘惑するような顔もあったり、電話には出られないのに、芯は強いし。岸惠子も佐久間良子も古手川祐子も素晴らしく美しかった。
大阪弁…
終戦をまたいで書かれた80年前の原作、40年以上前の映像化なのに、まったく古びていない。
結婚や「家」についての女性の価値観の対比を描いているわけで、いかにも時代遅れになりそうなテーマなのに。
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ぐずぐずした展開ダルいストーリーで最初は映像にばかり気を取られてたのだけど、知らず引きずり込まれて最後には泣かされてしまった。
映像の方は最初から最後まで美しいし面白いしすごかった!市川崑って小津よ…
市川崑監督が、師匠阿部豊の名作「細雪」再映画化を宿願としていたが、妻和田夏十は反対だったらしい。だが、東宝50周年記念で実現の運びとなり、長女蒔岡鶴子を山本富士子に出演交渉も拒否👎され、急遽、パリの…
>>続きを読む1983年はカンヌ映画祭で「戦場のメリークリスマス」「楢山節考」が評判となり、結果的に今村昌平監督の「楢山節考」がパルムドールを受賞!
また、森田芳光監督の2作目「家族ゲーム」が新しい感覚の大傑作と…
こんなに美しい日本映画があったのか。
どのシーンを切り取っても、息を呑むほどの美が詰まっている。
時代の移り変わり。
振り返れば、あの時がターニングポイントだったことなんて、私たちには安易にわかる…
自宅にて、市川崑監督『細雪』を見た。傑作だ!参った。面白いわ、衣装は凄いわ、俳優は良いわで、全く飽きない2時間20分だった。いやあ、凄い!
P.S.本作で吉永小百合を初めて良いと思った。ハマリ役…