問いかける焦土の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『問いかける焦土』に投稿された感想・評価

小林
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湾岸戦争直後の戦地を撮影したドキュメンタリー。地面から天竺に向かって伸びる火柱、海と化した石油、息子の拷問死を眼にして言葉を失った母親。断片的な描写から伝わるのは戦争の悲惨さ。と同時に非現実的な風景…

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4.0
なかなか見られん場所の映像にヘルツォークのうさんくさいナレーションが絡むいつものやつ…
雄大な空撮。 
こんな撮影こそ今の時代にIMAXで観たい。

しかーし。
僅か1時間の作品だってのにガッツリ失神。
mh
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湾岸戦争で発生した油井火災についてのビジュアルドキュメンタリー。
黒い海から黒煙が立ち上るという地獄のような、同時に、この上なく美しいスペクタクルを空撮メインで収めている。逆新海誠。
何人かのインタ…

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湾岸戦争によって発生したクウェートの大規模油田火災の消火活動を中心に捉えたドキュメンタリー。

燃え盛る炎に立ち向かう作業員たちや、言葉を失う人々、破壊された国土など、戦争が残した悲惨な傷跡をヘル…

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4.0

「問いかける焦土 」

〜最初に一言、傑作。ヘルツォーク的SF式ドキュメンタリーの完成。これ程に俺的な作風も中々無い。これは邪道の真実を邪道に捉えた監督の記憶と叫びである。ヘルツォークのヨハネの黙示…

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gena
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ヘルツォークは何を撮りたかったんだろう。湾岸戦争で爆撃された油田に荘厳な音楽が奏でられ、神の目で地上に舞い、地獄の釜の開いた口から立ち上る黒煙と燃え盛る赤い炎。戦いの後始末がビジネスになるから人間同…

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出来れば、問ひに応へたかつたおはなし。


場所の移動を時間の移動に変へてしまふ荒技に惚れてしまふ。煙りの壮大な図も圧巻で、迚も見応へが有る。

たゞ、寝不足であつた為めか、途中からスヤスヤ睡つてし…

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『戦争』というものの普遍性が虚実を織り交ぜて炙り出されている映像作品。現実と創作が入り混じった独特な形容で『闘争本能』という人間とは切っても切り離せない性が見事に写実されていると感じた。そしてその本…

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miwan
4.0

「ワーグナー、ヴェルディ、マーラーの壮麗な音楽を背景に描かれる湾岸戦争のドキュメンタリー」
そう聞けば、きっと頭に浮かぶイメージは画一的になってしまうだろう。でも、ヘルツォーク監督の描く映像は、力強…

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