野火の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『野火』に投稿された感想・評価

わたしミッキーカーチスになってしまう

塩を舐めて一筋の涙を流す
長い梅雨ですねぇという最期の言葉
でも俺は普通の暮らしをしている人間に会いたい
😭


「ゆきゆきて、神軍」のこと思い出しながら見て…

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激戦中の兵士の飢餓。


兵隊も被害者なのを忘れてはいけないですね。


こういう第二次世界大戦の話とか見ると
自分の祖父母は
人生の青春を全て
こんな辛いことに費やしてしまってるという事
市民は望…

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原作は、戦争=極限の飢餓と暴力と狂気、の最たる例として、人肉食をクライマックスに持ってくるも、表題は農作業という人の営為、枯草を燃やす「野火」であるというコントラストが強烈な名作。近年の塚本晋也の映…

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3.8
TSUTAYA宅配レンタル④

レイテでの生活が生々しくておぞましい
大岡昇平の原作を和田夏十が脚色、市川崑が監督した、極限下に置かれた人間の飢えと狂気を描いた傑作。船越、滝沢、ミッキー・カーティスの迫力と存在感。
4.6

ゲテモノ風味で不条理SF的な雰囲気の入ったツカシン版と比較して、真っ当な極限状況を捻出した戦争映画という趣きの市川崑バージョン。原作者の大岡昇平による淡々とした「死に近い時間」を巧妙に映像化した逸品…

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芋と塩。
人間が悪いんじゃない。空腹、空腹、空腹。腹が減っているのだから、戦争をする。人間が人間じゃなくなって、動物になっていく。本来の姿になっていく。戦争の映画。

「普通の暮らしをしている人に会…

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冒頭から肺病を患った一等兵船越英二の痩せこけた形相から既に生ける屍。大戦末期レイテ島戦場を、孤独に放浪する一兵士を通じた過酷な惨状をフィクションで描いた大岡昇平原作の映画化だが、撮影小林節雄のモノク…

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Omizu
3.7

【1959年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
『犬神家の一族』市川崑監督が大岡昇平の同名小説を映画化した作品。2015年に塚本晋也監督によって再映画化もされている。キネ旬ベストテンで第2位に選…

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4.3

・ジャンル
戦争/ドラマ

・あらすじ
太平洋戦争末期、日本軍が劣勢に追いやられる中でフィリピンはレイテ島の戦線に参加していた一等兵の田村
彼は肺病を患った事から病院へ行かせる形で厄介払いされるが、…

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