赤い殺意の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『赤い殺意』に投稿された感想・評価

「汝らは何を好んでウジ虫ばかりを書く」と小津安二郎と野田高梧にバカにされた今村昌平は、「俺は一生ウジ虫を書いてやる」と啖呵をきって小津組を離れ川島雄三の元に走ったという。そのウジ虫ならぬ“蚕の幼虫”…

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2.8
面白く見たが長すぎる、スタイリッシュな構図、カ艶めかしいカラミ、間抜けな感じの音楽全て古臭く感じず良かった。
親指
5.0
痺れない画がない。
今村あるあるだけど、シリアスだったり性的なシーンで口琴のような間の抜けた音を出すの、そこだけ神の視点になるみたいで大好き。
ご馳走様でした。
3.7

今村昌平監督/1964年日活作品
主人公VSレイプ犯!が繰り広げる対決シーンの数々は外国映画みたいな見え方。
特に汽車で揉み合うシーンがめちゃくちゃカッコいい。可愛らしく野暮ったい嫁(春川ますみ)と…

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文鳥
3.5

1964年公開。地方の家制度への批判めいたもの、ひいては日本という国への批判めいたものすら感じる。この作品もにっぽん昆虫記に続いてとても生物的”人間”を描き出している。世帯を持っている女がある日強盗…

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JOi
3.0
ポン・ジュノが日本映画で好きな映画だと紹介されていた。セリフが訛りもあり聞き取りづらい。字幕が欲しかった。
ノノ
3.9

男女が交わる時の生々しさの表現は今村昌平作品が一番好き。自分が浮気をする度に妻の浮気が気になってしまう夫。貞子は強盗を愛してはいなくて尊厳を守りたくて夫から逃げる一心だったようも見えるし、妾の子とし…

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nnn
4.3
人間の感情表現が上手く、なぜか同情してしまった。そして、汽車のシーンなど、撮影方法が革新的だった。
Yuto
3.8
家父長制と不倫と強姦と散々。
終盤もーちょっと派手にして欲しかったけど、キャスティングの感じとか観るとリアリティへの拘りを感じた。

春川ますみさんと言う女優さん、お初だったのですが、けして美人じゃないのに肉感的で凄く良い意味でエロく、彼女にずっと惹き付けられました。残念なのは、方言が凄くて聞き取り辛かったです。内容は、家父長制と…

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