今村昌平監督才気煥発の秀作。重い展開なのだが、どこか可笑しさあるところが今村監督らしく、やはり重喜劇というワードが相応しい。被さる声の面白さ、移動撮影の素晴らしさ等々見所多いが、特に列車の格闘シーン…
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カゴの鼠は回し車を走り続ける。
蚕を肌に這わせる。
小さい鼠が大きな鼠を喰う。
ちんちん婆さんが歌うご詠歌のメロディをトランペットで。黛敏郎。
仙台、高屋敷、
重喜劇「デブ!」
土着の習俗…
ヒロインが中途半端に気弱なせいであらゆる災難招き入れちゃってる。言いたくはないけど、絶妙に質の悪い女性だと思う。見ようによっては昼ドラみたいな俗っぽい臭みがあり、結局こういうのが一番退屈しないですね…
>>続きを読む◯強盗に手籠にされた女の生き抜く様
◯今村昌平の動物描写には毎回目を見張る。今回はネズミ。冒頭のカラカラもそうだし、生きるためには同種をも喰らう。
◯雪山と汽車と街中とかかなり無茶な撮影したんだ…
昔の作品こそ良いという先入観、名監督名女優ということで無条件に名作品だと思ってしまうが他の方もおっしゃる通り主人公も含め気持ち悪い奴ばかり。笑
それでもなぜかのめり込んでしまう不思議。
やはり名作な…
今村昌平が自分で最高傑作と評価しているようなので期待した。しかし、私にとっては、「豚と軍艦」などのほうが、他の日本映画にはないブラックユーモアもあり、圧倒的な面白さだった。この作品はそれに及ばない。…
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