赤い殺意に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 3ページ目

「赤い殺意」に投稿された感想・評価

嫁を虐げる旦那と姑、日々を怯えて過ごす主婦の前に現れた強盗、強盗にレイプされた主婦は女としての自信を取り戻していく重圧ムードコメディ。
春川ますみが蒸気機関車に身投げする真似のポージング、この映画を超重力から解き放ったひらめきですね。

今村昌平監督才気煥発の秀作。重い展開なのだが、どこか可笑しさあるところが今村監督らしく、やはり重喜劇というワードが相応しい。被さる声の面白さ、移動撮影の素晴らしさ等々見所多いが、特に列車の格闘シーン…

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今村昌平
カゴの鼠は回し車を走り続ける。
蚕を肌に這わせる。
小さい鼠が大きな鼠を喰う。
ちんちん婆さんが歌うご詠歌のメロディをトランペットで。黛敏郎。
仙台、高屋敷、
重喜劇「デブ!」
土着の習俗…

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山羊

山羊の感想・評価

3.7

ヒロインが中途半端に気弱なせいであらゆる災難招き入れちゃってる。言いたくはないけど、絶妙に質の悪い女性だと思う。見ようによっては昼ドラみたいな俗っぽい臭みがあり、結局こういうのが一番退屈しないですね…

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c5

c5の感想・評価

3.8

◯強盗に手籠にされた女の生き抜く様

◯今村昌平の動物描写には毎回目を見張る。今回はネズミ。冒頭のカラカラもそうだし、生きるためには同種をも喰らう。

◯雪山と汽車と街中とかかなり無茶な撮影したんだ…

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みや

みやの感想・評価

3.2

昔の作品こそ良いという先入観、名監督名女優ということで無条件に名作品だと思ってしまうが他の方もおっしゃる通り主人公も含め気持ち悪い奴ばかり。笑
それでもなぜかのめり込んでしまう不思議。
やはり名作な…

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今村昌平節。春川ますみの肉感的な身体がエロい。登場人物が全員気持ち悪いのだが、人間ってそういうものだよね。生に執着する泥臭さ。

雪の舞うシーンが美しかったー

今村昌平が自分で最高傑作と評価しているようなので期待した。しかし、私にとっては、「豚と軍艦」などのほうが、他の日本映画にはないブラックユーモアもあり、圧倒的な面白さだった。この作品はそれに及ばない。…

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南無

南無の感想・評価

4.0
貞子にとって、東京へ行くことは死ぬことと同義  電車に飛び込むのと変わらない

わたしってどうしてこんなに不幸せなんだろう
最後に薬を飲ませる時の笑顔が気になる 飲ませたのは殺意か

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