ウディ・アレン監督作品。比較的珍しい割とシリアスなお話。
何様?って感じだけど、ウディ・アレンにジーナ・ローランズは合わない気がする...。やっぱりジョン・カサヴェテス作品の闇深オラオラ女性役が似…
ウディ・アレン作品には彼が自分で出演してコメディ色を強くした作品と、自らは出演しないでシリアスな内容を描いた(インテリア など)作品があるが、この作品は後者です。
が、最後に何か希望を抱かせてくれる…
全てを持っているように見えて実は何も持っていない
耳を澄ませば聞こえてくる悲痛な叫びは通気口を通し部屋壁を震わせる、憐れんでいるのは壁の外なのか内なのか
社会通念上の道徳観や倫理観は物凄く大事…
このレビューはネタバレを含みます
意図せずレンタルしたらジーナ・ローランズとジーン・ハックマンの追悼ムービーみたいにだった🥲
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📍あらすじ
夫は医者で自…
ジーナ・ローランズ追悼のため劇場公開時以来の再見。大学の哲学教授のジーナ・ローランズが仕事部屋の隣室から漏れる精神分析医のカウンセリングの対話を聞いてから自らも精神失調に陥ってしまう。初婚時の夫との…
>>続きを読む現実と幻想が入り乱れたり、アレン作品の中でも屈指に小難しい一作ではある。もちろんその構成は「野いちご」へのオマージュと思われる。
自分の過去と、その積み重ねによる現在への後悔と、その中の救済。ラスト…
ウディ・アレンが敬愛するベルイマンにオマージュを捧げつつ、単なる模倣ではなく監督ならではの作風と融合させて独特な味わいを持つ作品へと昇華させているのがさすが。そしてそんな主人公をアレン作品の当時のミ…
>>続きを読むまるでベルイマンだと思ったら、ウディ・アレンがベルイマンの「野いちご」を50代の女性版(ジーナ・ローランズ)にしてリメイクしたものだった。ベルイマンの撮影監督によるので、画もベルイマンでした。でもベ…
>>続きを読む今作からいよいよベルイマン組のスヴェン・ニクヴィストが撮影に! ウディ・アレン作品を順番に見ていくとこう言う撮影監督の変遷を辿るのも楽しい。
ウディ・アレン映画では金に困ってるのは常に女だ。
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