私の中のもうひとりの私の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「私の中のもうひとりの私」に投稿された感想・評価

【勝手にW.アレン映画祭⑥】
大好きなウディ・アレン作品で未鑑賞のものを観ていく第6作目。
今作は知らなかったらウディ・アレン作品だとわからないくらい異質でした。

コメディ的な要素は一切なく、淡々と進んで行く感じ。
過去と未来が入り混じるストーリー展開と内面の感情について語っていて、少しついていけないとこもありました。

ま、アレンは様々なジャンルが作れるってことですね!
僕的にはシニカルなコメディが好きだけど…。
ゆえん

ゆえんの感想・評価

3.2
なんだかとても静かな映画でした。
じわじわと心に沁みいってくる、不思議な感覚をおぼえました。

「幸せとはなんだ?」という、哲学とか倫理学とかに通づるものを感じながら観ていました。

マリオンが最初に言っていた
「私生活でもキャリアでも合格点をつける」
というのはきっと他者評価であって、自己評価については目を逸らしていたのだろうな、と思います。
空虚に気付くのは怖いですものね。
自分の過去や選択に縛られすぎるのも良くないですが、現状を肯定するために過去をなかったことにしたり省みなかったりすることもよくないのですね。
『インテリア』のイブを主人公にしたかのような作品。
面白かったけど地味かな。

「思い出とは現在のものか失ったものか」
to

toの感想・評価

3.5
キャリアを築き、2度の結婚、50歳を超えて世間的にもうまくいっているように見え、自分でもそれを疑っていない主人公が
あることをきっかけに過去と現在を思い、気づいていく真実。
抑えめな主人公のジーナ・ローランズの演技。ストーリーも出来事を積み重ねていくような組み立て。
静かに、でも確実に、現実を受け入れようとする姿に、私も自分の過去や今を想った。
ミア・ファローも彼女ならではの役。
ウディ・アレン作品ではこれまで観ていないタイプの作品でした。しかしどんな経緯でこの脚本を映画化したのかを知りたい。
のん

のんの感想・評価

3.7


音楽がおしゃれといったら、ウディ・アレンもそうですよね。

ふと思い出したこの映画を再鑑賞。
当時、タイトルだけで「多重人格ものか?!」と思って飛び付いたら全然違ってがっかりした記憶があります。



50才に達して自分の人生を採点すると、わたしは私生活でもキャリアでも合格点をつける
その先は考えたくない
イヤな自分を発見するのが怖いからではなく
順調に動いてるものは止めぬほうがいい


独白するのはジーナ・ローランズ演じるマリオン・ポスト。
有名女子大の哲学部学部長。
夫は医師。



………このヒロインとは違って悲観的な性質とはいえ他人事ではない感じ。
初鑑賞時にもっと肝にめいじておけば良かったと今更考えてしまった。

映画は、「順調」と信じてきたヒロインの確信が揺らぐことから始まりやがて……という感じです。

ウディ・アレンものとしては硬派な内容だけど、アイロニカルなのは変わらず。
年齢的に近いので痛いセリフがたくさんでした…。



関係ないけど、床でセックスがどうのこうのする友人夫婦役のブライス・ダナーはグウィネス・パルトローのお母さん。
No.085

たぶん今年見納めな映画。
そこで思いがけない出会い!
マーサプリンプトンの登場。はじめ観た時、「あれ⁉︎どこかで見た顔…」となって、後で調べてみたら、彼女グーニーズに出てたのね!!それだけでテンション上がってしまった(笑)
一緒に冒険したメガネの女の子。年末に良い出会いができて良かった良かった!
ていうことで、グーニーズのあの子が出てたので、4.0にしちゃいます( ̄▽ ̄)

さて、内容だけれど、いつもの知ってるウディアレンじゃなく、かなりシリアス。こんなウディアレンも好き。
主役に哲学科教授の女の人とあったので、哲学系の話がバンバン出てくるのかと思いきや、ハイデッガーだけ(笑)
鑑賞中哲学のことを考え、また「神は死んだのか」を観たくなった。はやく、あるならば、続編が観てみたい!!

メリークリスマス🎅✨
Hero

Heroの感想・評価

3.3
【『野いちご』へのオマージュの嵐】
僕はウディ・アレンの楽しみ方を壮大に間違えている笑。今まで観たのは今作と『誘惑のアフロディーテ』という、一通りウディ・アレン観てから入っていく超絶マニアック路線のものばかり。そりゃ好きになれないですよね。

哲学教授のマリオンは精神科医のケンを夫に持ち、子供はいないながらも裕福な暮らしをしているいわゆる勝ち組。しかしある日、夫の元に診察に来た一人の女性の存在により真実の自分を発見してしまう。

これ『野いちご』でしょ笑。
冒頭のシーンは丸パクリ。現実・夢・回想の主に3つを交互に織り交ぜながらの構成も丸パクリ。ただ、こちらの方がやってることの難易度が高い高い。ここにウディ・アレンのプライドが見えました笑。
ミア・ファロー演じる another woman の存在により、過去を回想し、夢にうなされ、現実を突きつけられる。彼女は実像なのか?虚像なのか?この立ち位置が『野いちご』のビビ・アンデショーンと重なる。

『野いちご』を楽しめなかった僕が、そのオマージュに溢れた今作を楽しめるはずもなく、さらに難解なので理解が付いて来ずラストのラストでやっと追いつくレベル笑。

そんな僕にウディ・アレンの楽しみ方を教えてくださいm(__)mm(__)mm(__)m

2016-284
勝五郎

勝五郎の感想・評価

3.0
2016.11.21
「後悔を先に立たせて後から見れば杖をついたり転んだり」

そんな言葉を思い出したウディ・アレンのらしくないと言えばらしくないのかな?
そんな映画。

初っ端のエリック・サティがいい。
期待のハードル上がる。
ジーナ・ローランズいいね!
ミア・ファロー。
こんなジーン・ハックマンも◎。

確かにシリアスではあるけど淡々と面白い映画には違いないです。
ミア・ファロー登場の最初のシーンで「ローズマリーの赤ちゃん」が被ったのは私だけじゃないだろうなぁ…

そう言えば50を過ぎて妻に触れなくなったなぁ…そんな事を思い出しちゃったなぁ(苦笑)。
始まりと終わりのジムノペディが印象的。雨の日に観たい
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

2.5
ウディ・アレンの80分劇場でタイプはシリアス・サイド。アレンのベルイマン好きなのは分かるが、どう頑張っても秀才は天才の域に入れない事を証明してしまった印象が強い。主人公の50歳の女性が、哲学の大学教授という超インテリに設定した事に頼ったのも無理がある。
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