このレビューはネタバレを含みます
19世紀に実在した謎の人物、カスパー・ハウザーに焦点を当てた作品。
地下牢に幽閉されている際のカスパーの世話人のことも描写されているけど基本的に彼自身の出自はう一切語られず、保護されて人間らしさを…
見ているお気持ちとしてはエレファント・マンのそれと同じだった
まあカスパーの世界の認知の仕方や思考回路とか何なら(ドラマに付随する)テーマ性も違うし、それの映画での表現方法には流石に違いがあるんだ…
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まさに謎。カスパー・ハウザーという人類史に残る謎を過剰な脚色をせずに“分からない”対象を“分からない”というままに描いているというような印象。だから、正直、感想も何もないというか、本当に謎っていう。…
>>続きを読む神に知りたいことを一つ教えてくれるなら選びたい候補であるカスパーハウザーの生涯を題材にした映画
事実は小説より奇なりって言葉の通りどんな小説よりも奇妙な話だと思う
映画としてもカスパーハウザーの…
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カスパー・ハウザー演じてた人がとても印象的。この人を観てるだけでドラマになってた。表情、動きなど全てが独特。
生まれてから地下に監禁され、自分以外の人間が存在することさえ知らなかったカスパー、青年に…
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19世紀に実在したドイツの野生児をモデルにした物語
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📍あらすじ
1812年から地下牢に閉じ込められていた16歳ほどの…
生まれてからずっと地下牢に繋がれ、歩くこともままならず、言葉はおろか自分以外に人間がいることすら知らなかったカスパー・ハウザー。ある日突然解放され、片手に騎兵大尉への手紙を握りしめて外の世界に放り出…
>>続きを読む悪い子バビーの元ネタかというくらい最初は似てた
彼の訴えはどこか真実めいたところがあり、特にメイドに対して女はなんのためにいるのか、女には編み物や家事しかさせないのか、と尋ねるところはなかなか攻め…
謎に満ちたカスパー・ハウザーのみならず、ドイツ19世紀前半の街並、食事風景、時代背景も良く出ていた。牧歌的な景観は眺めているだけでも楽しい。
無知の状態から学習して文明化されていくハウザーは、デカ…