遅延で冒頭10分見れなかったから見たって言っていいか分からないけど書く。
また映画映像史の先生におすすめされたので初の早稲田松竹で鑑賞した。
鑑賞後、私自身は自分を失ってしまう前に、そもそも自分…
このレビューはネタバレを含みます
早稲田松竹 黒沢清特集2本立て1本目。交通事故による10年の昏睡から目を覚ました青年。自宅に居着いた謎のおじさん(役所広司)との奇妙な共同生活から始まる、居場所を探す魂の放浪。
安易な家族再生モノで…
ずっと悲しくて目を背けたくなるのにどうしてもどこかに希望を見出そうとしちゃった
短くて長い夢、ではない
テレビ越しの父 格子窓越しの食卓 よかった
観た後めーちゃめちゃ鬱モードになる!あやうく…
このレビューはネタバレを含みます
「存在した?」「存在した」との会話のあとの死。冷蔵庫やらが倒れて当たったあとだから、急というわけでもないが、その死は唐突に描かれる葬式で明らかになる。
黒沢映画のテンポってこういうところの省略にある…
交通事故で10年もの間昏睡状態となり、24歳で目覚めた吉井豊(西島秀俊)。友達はもう大人になり、両親は離婚して父親は宗教、母親は再婚、妹は男の家に居座っていた。父親の友人、藤森(役所広司)の力を借り…
>>続きを読む夢から覚めたように彼が描いたことが崩れていく。そしてまた夢の中に落ちていくかのように死んでいく不思議な映画。
10年の眠りから覚め、世界は変化しているのに淡々と話を進めていく。この冷たさがリアリテ…