ZOOに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ZOO』に投稿された感想・評価

3.9

生と死の狭間にある儚さとは対象的な腐敗してゆく屍。左右対称でシンメトリーである美に対しての非対称性、ふたつでひとつの対の美学。物理的な死と生の観察は、情景を排除した毒と美が見え隠れする世界観。ピータ…

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アート系の映画の中じゃ比較的見やすくてストーリーも追いやすいけど、やっぱ面白さがわからんし合わない。

個人的には鏡を使った構図にラス・メニーナスみを感じた。

ピーター・グリーナウェイ監督『ZOO』(1985)

シンメトリーであることへの固執と身体的美学ー

動物学者たちの悪趣味とも言える身体への関心。

グリーナウェイの作品はフレームの中に全てを閉じ込…

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Wao
4.0
いいなぁ。
グリーナウェイの癖がハマるといいんだけど、ストーリーはまぁとりあえず置いておいて。
Risa
3.1
シンメトリーな構図に拘りを持ちすぎている!!
生物の腐敗の早回しを見るの独特で他では味わえないものでしたね…
内容はあまり入ってこない。
この監督の他の映画も見てみたくはなりました。普通に気になる。
対称と腐敗のアート映画。
出てくる動物全部本物、たくさんの生き物が腐敗していく様子が映されるけど、スピードが速いからか不思議と不快感とかはなく安心して観れるかも?
3.3
シンメトリーが美しい。 英国式庭園殺人事件の方が話は分かりやすかったですが、雰囲気はこちらの方が好きでした。
3.7

この監督の画面にシンメトリーを保つある種の執着のようなものは、前作『英国式庭園殺人事件』からより拍車がかかっているように思う。それも、結合双生児の主人公にまつわるあれこれ等、画面に留まらずキャラクタ…

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このレビューはネタバレを含みます

難解、でも刺さるセリフ多し。左右対称な画がキューブリックみたい。ストーリーはほとんど進展しないけど哲学的なテーマがジャンジャン盛り込まれてて好きな雰囲気ではあった。死を理解するために生を理解する、生…

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tooth
4.0

評価も含め難しい作品。
アートとして、映像としてのクォリティはかなり高くて、引き込まれる。
しかしストーリーには共感し難い。
学者としての知性の暴走を感じる。

シンメトリーな構図や、
動物に対する…

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