ヨーロッパの文化おける「ギニュール」の具現化として。
動物園も映画も見世物サーカスと同じ。
死体の連続写真をつなぎ合わせると活動写真になる。
異常さを隠蔽する対称が崩れる時にエロスが立ち上がる。
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この監督の画面にシンメトリーを保つある種の執着のようなものは、前作『英国式庭園殺人事件』からより拍車がかかっているように思う。それも、結合双生児の主人公にまつわるあれこれ等、画面に留まらずキャラクタ…
>>続きを読む難解、でも刺さるセリフ多し。左右対称な画がキューブリックみたい。ストーリーはほとんど進展しないけど哲学的なテーマがジャンジャン盛り込まれてて好きな雰囲気ではあった。死を理解するために生を理解する、生…
>>続きを読む評価も含め難しい作品。
アートとして、映像としてのクォリティはかなり高くて、引き込まれる。
しかしストーリーには共感し難い。
学者としての知性の暴走を感じる。
シンメトリーな構図や、
動物に対する…
【腐敗と対称とカタツムリ】
双子のオズワルドとオリヴァーは動物の行動研究をする学者だが、車の前に白鳥が飛び出したことで引き起こされた事故により妻を同時に失う。
その運転していた女性アルバは片脚の切…