本当にすごいなーショットが全部いいし、演出もいい。風呂場でのシーンで不穏さがピークに達するのは、それまでの過程が丁寧に積み重なっていて、観客側にも未来を予感させるからだろうなと思う。水のあるところで…
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パンドラの箱開けちゃいました感
エドワード・ヤンの構図のキメ方はやっぱり魅力が詰まってる。最後の10分間は特に吸い込まれるように見入った。繋ぎ合わせた一つの写真が大きく風に靡くように、一つ一つの悲…
恐怖分子
—— テロリスト
変化の起こらない毎日
何も変えられない自己を新しくするため
の過激な暴力行為に訴える
政治的な目的など全く無しに
関連する人物は琥珀色に照らされている
明かりに…
窓から現れる拳銃。
風になびくカーテン。
暗室の壁に貼られた彼女の顔の写真。
都会の社会と人間をエドワードヤンが描いた悲哀な映画。
終始不穏な空気にも関わらず美しく綺麗な映像。美しさと不穏さの両立が…