当時のベルリンが既にこれほどまでの大都市だったことに驚く。人も街も活気がものすごい。その後ナチスが台頭し、第二次世界大戦が起こることを考えると何とも言えない気持ちになる。
ドキュメンタリーだが、とこ…
アヴァンギャルドとドキュメンタリーの交錯したジャンルとしてcity-symphonyなるものがあるらしく、同じ時代に近代化していく街をドキュメンタリー的に撮っているっていう点で共通している。
ドキュ…
このレビューはネタバレを含みます
戦間期のベルリンが映し出される実験的なサイレント・ドキュメンタリー。
人が亡霊のように見える。まさに戦間期ドイツの幻影。
余談: 2021年はこの作品で見納めだろうと思う。今年は自分の中の…
1920年代のベルリンの様々な日常を記録したドキュメンタリー映画です。音楽付きサイレント版でした。当時からすでに工業大国だったドイツ・ベルリンの様子が描かれています。カメラワークがスピーディーで時々…
>>続きを読む電車に乗って到着するベルリンの街。早朝には人なんかいなくて猫や犬だけが歩いている。そのうちに朝が来て人々が起き始める。お店が開いて中心部に人がごった返す。喧嘩するおじさんと、そのまわりに群がる同じ服…
>>続きを読む大変気持ちの良い作品。
出来上がるのは何でしょう?的なクイズバラエティのVTRぽい工場の映像とか、おっさん同士の喧嘩とか、それに群がるまったく同じファッションのおっさんらとか、動物のしっぽ引っ張る…
1927年のドイツの人々の生活や街並み活動を映し出す映像作品。
猛スピードで走る電車のなか、当時では珍しい素早いカットで圧倒し伯林に着く電車。冒頭全く人が出てこなく猫や袋が彷徨う街並み。出てきたと…
2020/9/6
ヴァイマル共和政時代のドイツ、ベルリン。ストーリーも特定のキャストもセリフも存在せず、ただ延々とベルリンの街並みが映される。が、これが意外になかなか面白い。早朝に列車がベルリンの駅…
超傑作。
形態と運動。モンタージュ。スピードの調整が良い。
1年ぐらいかけて伯林を撮って、それらで伯林の1日を再構成したとのこと。人間と文化。「人間」を相対化するような、翻って自分の人生を相対化…
1929年の大恐慌を経て第二次世界大戦に邁進する直前のベルリン
第一次世界大戦敗戦で課せられた気の遠くなる賠償金
ハイパーインフレを経た後でもこんなに活気と刺激が漲った
都市であったことは驚き
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