電車に乗って到着するベルリンの街。早朝には人なんかいなくて猫や犬だけが歩いている。そのうちに朝が来て人々が起き始める。お店が開いて中心部に人がごった返す。喧嘩するおじさんと、そのまわりに群がる同じ服…
>>続きを読む大変気持ちの良い作品。
出来上がるのは何でしょう?的なクイズバラエティのVTRぽい工場の映像とか、おっさん同士の喧嘩とか、それに群がるまったく同じファッションのおっさんらとか、動物のしっぽ引っ張る…
1927年のドイツの人々の生活や街並み活動を映し出す映像作品。
猛スピードで走る電車のなか、当時では珍しい素早いカットで圧倒し伯林に着く電車。冒頭全く人が出てこなく猫や袋が彷徨う街並み。出てきたと…
2020/9/6
ヴァイマル共和政時代のドイツ、ベルリン。ストーリーも特定のキャストもセリフも存在せず、ただ延々とベルリンの街並みが映される。が、これが意外になかなか面白い。早朝に列車がベルリンの駅…
超傑作。
形態と運動。モンタージュ。スピードの調整が良い。
1年ぐらいかけて伯林を撮って、それらで伯林の1日を再構成したとのこと。人間と文化。「人間」を相対化するような、翻って自分の人生を相対化…
1929年の大恐慌を経て第二次世界大戦に邁進する直前のベルリン
第一次世界大戦敗戦で課せられた気の遠くなる賠償金
ハイパーインフレを経た後でもこんなに活気と刺激が漲った
都市であったことは驚き
…
まもなく、ベルリン。お出口は、左側です。駅構内の階段。工場生産。マネキン。往き交い。ただのうずまき。スポーツ。とりあえず電車、たまに馬。フラッパー。ヴァイマル共和政下のドイツ国。交通整理をする人。
…
街は生きている。
街を生きる人々を生かしている。
それは一つの生き物のように様々な姿を現し、刻々と時を刻んでいる。
当時では真新しかったであろう編集技法、カメラワークとクラシカルな部分の融合を見ら…