20年代ベルリンの1日をモンタージュした、街頭映画。
第二次産業革命後であり、大戦後であるベルリン。ドイツ初の共和国時代を現代の我々は「黄金の20年代(Goldene Zwanziger)」と呼ぶ…
画面奥に勤め先の建物へ入っていく人々がいて手前に荷馬車を引く男、次のカットで何台かの荷馬車が出てきてなにかの市場が映され、その背景に電車が通過すると次は…というふうに何かしらの結節点がほとんどすべて…
>>続きを読むドイツ版カメラを持った男。1920年代のドイツは退廃極まると聞いたことがあるが、ビザール的なモノは排除された観光誘致的作品。しかし、野良猫一匹とってもかなり肥えており、繁栄は見受けられます。この数年…
>>続きを読むさまざまな角度から大都会ベルリンを写し編集されたこの作品、つくづく20世紀は映像の世紀(どこかの受け売りじゃなく)なんだなと感じる。情報数が多すぎてついていけなくなるぐらい。
ワイマール時代のベルリ…
ベルリンの1日を、セミドキュメンタリーな形式で追っていく映画
朝は汽車や路面電車、昼は工場が、夜はスポーツや興行が主役になる
ソ連式のモンタージュがふんだんに使われているのがおもしろい
サイレン…
当時のベルリンが既にこれほどまでの大都市だったことに驚く。人も街も活気がものすごい。その後ナチスが台頭し、第二次世界大戦が起こることを考えると何とも言えない気持ちになる。
ドキュメンタリーだが、とこ…
アヴァンギャルドとドキュメンタリーの交錯したジャンルとしてcity-symphonyなるものがあるらしく、同じ時代に近代化していく街をドキュメンタリー的に撮っているっていう点で共通している。
ドキュ…
このレビューはネタバレを含みます
戦間期のベルリンが映し出される実験的なサイレント・ドキュメンタリー。
人が亡霊のように見える。まさに戦間期ドイツの幻影。
余談: 2021年はこの作品で見納めだろうと思う。今年は自分の中の…
1920年代のベルリンの様々な日常を記録したドキュメンタリー映画です。音楽付きサイレント版でした。当時からすでに工業大国だったドイツ・ベルリンの様子が描かれています。カメラワークがスピーディーで時々…
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