むかぁし、ある所に、勢以というおなごがおった。勢以はおっ父ぉとおっ母ぁとは離れて暮らす事になった。
…と言い出しそうな市原悦子のナレーションから始まるが、口減らしにあったその勢以の娘の津也が本作では…
上村松園をモデルにした映画があるなんて知らなかった。
ましてや未婚の子供がいたとか、初めて知ることばかりだった。
あの綺麗な美人画からは想像もつかない中々ハードな人生。
せっかく京都の説明してる…
ものすごい執念が伝わってくる映画でした。
実在した上村松園の生涯を宮尾登美子が小説にしたもの。
上村松園の作品は重要文化財としても有名で、タイトルである「序の舞」は重要文化財として1938年に登録…
名取裕子がいい。芯はあるけど情に流される女性役、ぴったり。うなじがエロい。でも可憐なエロさ。謝罪しながらも着物の中に手を入れてくるゲス師匠、笑。でも拒みきれないのね。宮尾登美子原作とあって、女の哀し…
>>続きを読む娘・名取裕子の乳を見て妊娠に気付く母・岡田茉莉子、二度孕ます師匠の佐藤慶と蹴り飛ばされる草薙良一、ギリギリ踏みとどまる欧州帰りの風間杜夫、美・最上級の三田佳子、「おなごの描いた絵が売れるか、体付ける…
>>続きを読む『鬼龍院華子の生涯』『陽揮楼』によって東映が確立した女性文芸路線。宮尾登美子原作による第三弾が本作です。
前二作ほどには評判が高くないのは、日本画史上唯一の女性絵師・上村松園の伝記であって侠客や花街…