〖1940年代映画:人間ドラマ:松竹:日本名作映画集〗
1941年製作で、父の死をきっかけに解体してゆく大家族を描いた人間ドラマらしい⁉️
小津ワールドらしい家族ドラマを描いた作品でした。
202…
冒頭は家主の酔った姿が最高潮で、嬉しそうに顔を撫でる姿が秀逸な演技だった。上流階級の上流国民の生活は、虚無感と嫉妬感に包まれたが、それでも尚、終盤にかけて一気に畳み掛ける脚本は見事。カメラワークや…
>>続きを読む大分前、今は亡き叔父が結婚することになった。50歳に手が届くような年齢だったろうか。お相手は20代の女性だった。叔父は、事務所兼自宅に母、妹と同居していていたのですが、妹の存在をお相手に知らせていな…
>>続きを読む東京物語の原型となる映画。荒削りと言うと語弊があるが、東京物語に比べ単純痛快で娯楽寄りの映画に感じた。
勿論その根底にあるのは戦後作品でも共通する小津監督の家族観で、1941年時点で既に完成していた…
ドラマ的には「東京物語」と並ぶ傑作かも。スタイル的にも既にほぼ完成、完成一歩手前な印象。
小津作品は晩年に至るに従っていい意味でスタイルの権化と化すが、この作品(1941年)は潔癖さ以前に小津の"…
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