財閥の戸田家の当主の進太郎が逝去する。彼が残した多額の借金が発覚し、戸田家は家や家財を売り払わざるを得なくなる。そして妻と独身の三女は、長男や長女の家に居候する事になる物語。
小津安二郎監督作品。…
日本の昔の映画は人間の本質を結構鋭く突いていて真剣に見てしまう。
「東京物語」にも通じる所ある。
兄妹とその配偶者を理解するのに時間がかかったが、皆が良い生活をしていて余裕はあるが情は薄いと言うのは…
前半ノイズが激してく聞き取りにくいとこらがあったが、、
まぁこんなにも渡る世間は〜的な酷い子供たちがいるんかってくらい。
小津史上一番、腹黒い人間達なのでは。
最後は佐分利信のスカッと劇場的な終…
東京物語が家族の全体像をフラットなポジションで撮った作品だとすれば、これは東京物語をテーマひとつにぐっと寄って小津映画にしてはエンタメよりだな〜と思って色々調べてたら、戦時中の検問をすり抜けて撮った…
>>続きを読むブルジョア版 東京物語 と言ったところか。
金持ちは、金持ちなりの貧困観もある世界。
麴町の実家、鵠沼の別荘、田園調布の娘宅やら。
路上でお金を渡すことの品位。
ブザーで呼ぶ女中や使用人のいる家で…
このレビューはネタバレを含みます
No.4790
『激おこ佐分利信』
==================
小津現存映画 21/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本)
トーキー4本目(一般公…
<大戦を前にして崩壊していく家族像>
戸田家は裕福な家庭で、長男進一郎、長女千鶴、次男昌二郎、次女綾子、三女節子の5人きょうだいがいる。母の還暦祝いで家族が集まったその日に、多額の借金を残して父が…
冒頭の部屋で女性たちが会話をしながら庭を見やるショットや、ラストに家へ桑野通子がやって来るところを高峰三枝子が迎える際のショットでの屋内と屋外がまるで別次元のように分断された繋ぎがされていることに驚…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
多額の借金を残して急死してしまった戸田家の主人 進太郎。
本家売却のため家を出ることになった母と三女の節子が家族の家をたらい回しにされる。
何となく後の「東京物語」に似たプロットですが、感情表現や…
松竹株式会社