なんのための家族かな。なんで歳を重ねてまで、こんな繋がりがあるのかな。嫌で嫌じゃない、だるくて可愛くて。一歩引くからわかる奇妙さ。どうせ飛び込めない人たちなんだって、わかっているくせに苦しい顔してさ…
>>続きを読むゆっくりとのんびりとギスギスしている。作風故実尺よりその期間が長く感じのが辛い。
素直に受け取って良いのかわからないけど、佐分利信の説教によって明快に解決するのは、今まで観た数本の小津作品にはない要…
私が見たdvd版は、元のフィルムの劣化が激しく、かなり、科白が聞き取れない箇所が多々あった。しかし、話の筋は、画面を見ていればわかるので問題なかった。
これ、『東京物語』の原型だね。面白かった。
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日中戦争から帰還した小津の、37年以来の作品。映画検閲法により、「お茶漬けの味」を断念、池田忠雄との脚本により作った38本目の作品。母と末娘が、たらい回しにされ、居場所を得られない。天津から帰省した…
>>続きを読む<邦画強化月間#4>
めちゃくちゃいい。
適度に不穏で、適度に穏やか。
人がネクタイを締めるところで、被写体が襖の奥に隠れて見えなくなり、一瞬無人の和室を映す。こういう都会的なセンスが41年の時点で…
カラー版が出てたので思わず2度目の鑑賞
佐分利信さんが良すぎる。
カラー加工は素晴らしい。戦前の様子がよりリアルに観れる。
世知辛い話だが爽やかハッピーエンドで気持ちいい🥴
2020.7.24記 …
2024/12/16鑑賞。
佐分利信のお説教がカッコよく痺れる。
劇的な展開がない凪な小津作品の中でもこの作品のここだけはめちゃくちゃ上がる。
ただホワイトノイズ?が強くて全体的に聞き取りづらい…
昌次郎がいい味出してる。長男と長女の気持ちもわからないことはない。親って難しい。
時子と昌次郎絶対気の合ういい夫婦になる予感しかない。
天津って、中国のことだよな?と思いながら観たけど、戦争真っ…
次男のイエス、三女のイエス
はじめに
小津安二郎はトーマス・H・インス『シヴィリゼーション』を観て映画監督を志した。『シヴィリゼーション』は、イエス・キリストが登場した初の映画であり、反戦を訴…
小津でいちばん好きかもしれない。
カメラが後ろにゆっくり下がって兄がいない。からの海のショット。よすぎる。
全体的にかなり引きで撮ってるしあんまりカット割らない。でもそれがミニマルなつくりで色々なと…
松竹株式会社