2016/06/03@ 角川シネマ有楽町
ロメールと女たち
とにかく今すぐもう1回見たい。
不器用なのか器用なのか…「7分待つって缶に書いてあるじゃん」と得意げに紅茶を入れるトランティニャンにキュ…
モード家とフランソワーズ家に1泊ずつする男の話し。あとは会話。国や時代や宗教がなんであろうと、人間てやる事も悩みも同じで、寂しくて男を布団に誘うモードも、自分の過去の罪を抱えつづけるフランソワーズも…
>>続きを読むバカンスしてないロメールも凄かった。特別な二夜を経たトランティニャンの「選択」。舞台も境遇もかけ離れているのに、会話の端や一挙一動に男性として非常にパーソナルな部分を抉り出される気分になる。あそこで…
>>続きを読む巡回しない作品だけは観ておこうとわざわざ観に行くと眠くなるのは30年前と変わっていない。
こういう話をここまで潔く作れる日本人はいないものか?
単なるゴロ遊びで盲導犬と暗号化してツイートしたりしてい…
ロメールが48歳で撮った初々しく鮮烈な出世作。男女の艶笑譚をルビッチやルノワールばりにいかがわしく描き、恋愛の怖さ、儚さ、不条理まで浮き上がらせるロメールの手腕に唸る。饒舌な会話劇を切返さない切り返…
>>続きを読む宗教観にかこつけなくても、「真実の愛」みたいなもんを追えばそら本人は楽しい(遠い目)が、いつか相手をナイフで滅多刺しにしてしまう可能性も抱えてしまうので、決して追うべきではない、そんなもんはただの幻…
>>続きを読む一億点。
男が試される映画だった。トラティニャンが見つけるより早く教会でフランソワーズの横顔を発見するキャメラやその後の坂の路地の自転車とルノーの追っかけあいもすばらしいが、すごいのはモードとフラン…