吉田修一の小説『悪人・上』に出てくる鶴田(永山絢斗)が好きな映画作家としてあげていたエリック・ロメール。トリュフォー、ゴダール、シャブロル、リヴェットと並び、ヌーヴェルヴァーグ五人衆のうちの1人なの…
>>続きを読むエリック・ロメール特集。女性二人の美しさを堪能できるモノクロ映像。平行線を辿る対話が男の心の中で触媒となる妙。フランソワーズの様子で含み持たせる結末は面白い。ただ主義か感情かとやり合う長談義は時代…
>>続きを読む結局貴重なロメール祭りも半分の作品しか観れずに終わったことにまずは後悔。
海辺のポーリーヌの活劇の没入感からはいり、友だちの恋人による目覚め、そして満月の夜の覚醒と至り、最後はモード家の人生観で占め…
喜劇と格言劇(観たものだと『海辺のポーリーヌ』、『満月の夜』、『緑の光線』、『友だちの恋人』)はどれもすきなのに対して、六つの教訓物語(観たものだと『コレクションする女』、『モード家の一夜』、『クレ…
>>続きを読むとりわけカラフルなイメージがあったロメール故にモノクロに対する若干の不安はあったものの、当然そんな物はなんのそので、結局ロメールをロメールたらしめているものは何かと言えば、優れた脚本力であり巧みな台…
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2021.10.9 早稲田松竹 再見
室内のモノクロ、こんなに美しかったっけ。特に顔。哲学と宗教で少し長め。ロメールは大都会パリにおいても偶然の出会いをよく描いていて時にキラキラ見えるけど田舎の…