ホモソーシャルな空間ではなく、女性が活躍する小津安二郎の作品は珍しい。確かに男性たちは生意気だが、それに対抗する女性像が新鮮だった。友人想いの間宮宗(佐分利信さん)が見せる、お茶目でありながら大人び…
>>続きを読む残される母親のことを思って結婚に踏み切ることができない娘と、自分の寂しさよりも娘の幸せを願う母親。そんな美しい親子愛に比べ、「娘の方がいい」だの「いやお袋の方だ」だの下世話な話ばかりの間宮、田口、平…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
・今の御時世だと、炎上しかねないかもしれない。
・小津映画って全体的にはコメディチックで笑えるシーンもたくさんあるけど、ちくっと胸を刺す終わり方が多い
・昔は目に見えない普通の生き方を同調圧力で強い…
最終的には、親から独り立ちする子といういつもの展開なのだが、その過程で受ける印象は軽やか。
それは、気の置けない男三人を主軸にした構成と、コミカルで物怖じしない百合子という名物キャラクターによるだろ…
法事を兼ねてしばらく帰省していたので、久しぶりのレビューです。
なんとも昭和な雰囲気が故郷のようで心地良い作品でした。
スピッツの歌みたいに、タイトルの意味がよく分からない小津映画。
今回はカラー…
良い
無責任でゲスくてテキトーな男たちと崇高で純潔で自立する女たちの対比が良い。
「晩春」のラストでうなだれる父親と今作での、寂しくありつつも微笑んで前を向く母親も対になる。
あのおじさん三人…
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