当時としても下品な男を描いていたと思うが、
現代だとそこを受け入れない人、強く反応する人はより多くなっているだろう。
僕ですら下衆だと思いました
でもそこがアクセントになっているのも事実。
僕はそう…
(観てから時間が経ってしまった...)
くだらんおじさんたちの会話、若い女性のパキッとした言動、柔らかくあたたかく見守る母。
相変わらずの小津ワールドをたっぷり味わえて大満足。構図も全部美しくって。…
やっぱり俺は、情けない男たちが大好きなんだよな
葬に始まり、婚に終わる
「私たちの友情ってものが結婚までのつなぎだったら、とっても寂しいじゃない?」という言葉へのアンサーが、悪友三人衆の腐れ縁って…
おじさんたちは話を勝手に進め過ぎていて、配慮に欠けるどころの騒ぎではない。百合子さんのような人間のおかげで世のあらゆる均衡が保たれている。
小津映画はレイヤーが本当に美しい。特に襖のレイヤーと屋上…
小津映画って、登場人物もストーリーも凄く平凡なのに、なす術なく過ぎていく時間が確実に捉えられている。
自分の人生でもここ数年、親族が亡くなったり結婚したり、家族が離れ離れになる寂しさに浸る機会が多か…
痒い所にメンソレータム映画ランキング第1位
三輪の七回忌の法要が行われ、学生時代の友人間宮、田口、平山の三人が久しぶりに集まる。彼らは三輪の娘アヤコに縁談を勧めるが、アヤコは結婚すると母秋子が一人…
後妻とか縁談とか小津安二郎監督作品の中でも随分と昭和の価値観が表れている作品だった。
今作で娘ではなく母として描かれる原節子は綺麗なネイルをしていたり、ビールを豪快に飲み干したり他の小津映画とキャ…
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