後妻とか縁談とか小津安二郎監督作品の中でも随分と昭和の価値観が表れている作品だった。
今作で娘ではなく母として描かれる原節子は綺麗なネイルをしていたり、ビールを豪快に飲み干したり他の小津映画とキャ…
映画を"体験"してるようで最高の土曜の朝になったよ。
まず劇場の雰囲気が抜群。笑いのツボが近いのか俺含めみんな同じところで笑ってるし、ちょうど心地よくなる笑いの大きさやった。ふたつ隣のおばちゃんだけ…
男尊女卑世界過ぎて逆に笑えるし、あまりにも自分達都合の勝手過ぎる縁談をいかに進めるかというだけで話が進むのも笑えました。間宮、田口、平山の3人(3バカでいいと思う)の会話劇、薬のくだりとか居酒屋の女…
>>続きを読む人の家の娘に対して何を勝手に…その上母親まで…とげんなりしながら見ていたが(それは最後まで続いたのだが)物語が進むにつれてそれぞれのニンが画面から伝わってきて、最後にはボロボロにされてしまった。それ…
>>続きを読む「晩春」の父親が母親に変わったversion。
そしてやはり良作。
これまでの作品と比べ、
朴訥とした表情が影を潜め、
心なしか、ふとした笑顔の描写が
目立つように感じたのは
気のせいだろうか。
…
このレビューはネタバレを含みます
『秋日和(1960)』小津安二郎監督
最後まで観たが、結局「これって前に観たんじゃなかったっけ?」という疑問は消えなかった。
母娘の最後の旅先での会話は、見入ってしまった。
どうしても、小津自…
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