約4年ぶり3度目鑑賞。
晩春に続いてこちらも観る度に良くなった。
原さんの母親役はじめキャスティングが最高。司さんの怒り顔がめちゃくちゃキレイ
、岡田さんの役柄と佐分利さんおじさん3人組がピッタリハ…
まあ最近ずっと「不適切にもほどがある」にハマっておりまして、最初の料亭のシーンはとても違和感をいつもより感じたのですが、薬のくだりが、それぞれの奥様にいじられる点はとてもいいなと感じました。
ず…
人様の結婚をどうのこうの、勝手にとやかく言ってんのがまさに「世間」に生きる昭和の人々って感じがするし、小津作品で色濃く描かれるこの時代の結婚観には吐きそうになるけど(まあその価値観だからこそ描かれる…
>>続きを読むやっぱ後期の作品ってテンポ感が違う?クローズアップの入れ方とかめっちゃ気になる…とはいえ会話の面白さは変わらず。序盤の料亭でのやり取りがとにかくすごい。若い女性に対して中年3人が「たとえば、僕みたい…
>>続きを読む序盤おじさま三人によるコメディ
ユリコに叱られて尻込みするとこ笑える
後半は親子愛に感動。せつない
「友情ってものが結婚までの繋ぎだったらとても寂しいじゃない?」
「世の中なんてそんなきれいなもんじ…
このレビューはネタバレを含みます
例の事件で松本なんちゃらを庇って二次加害を繰り広げてる輩は小津のこの作品を観てもらいたいと思う(あの人たちがこう言った芸術を好むかは知らないけど)。ホモソーシャル的なおじさん同士の"馴れ合い"の気持…
>>続きを読むもう一回くらい、不要な薬を買っていた話が出るかと思ったけど出なかった。
笠智衆と原節子の配役ええなあ。会社の有り様がいまとは違って労働が軽い。
友だちがオヤジ三人に物申しに行くとこ良い。いつの間にか…
ひとり居となる母親を慮って娘は結婚を先延ばしに捉える。その娘ももう24だそうで、周囲の者がざわめきだす。すなわち、アヤ子君(娘)は秋子さん(母)が大学の寮友三輪に嫁いだ齢よりもう上にいってるんだ、…
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