カラーの小津を初めて鑑賞
白黒でも美しい構図がカラーになると色合いも可愛らしくて眼福だった
原節子唯一無二だなぁと思う
ラストシーンの涙を浮かべた優しい笑みは娘を送り出した初めての一人の夜の心細さを…
過去鑑賞記録。好きだった。
《追記》
再見した結果、スコアは 4.4 としましたが、
過去鑑賞の印象採点として、ここではスコアを変更しません。
再見レビューは、デジタル修復版の方(2024.3.…
このレビューはネタバレを含みます
紀子3部作を鑑賞してからすっかり小津に魅せられたワタクシです。
「結婚」を切り口に人を描く小津映画。なんで毎回同じ切り口で違う面白さがあるの???本作は母と娘が主人公で、女性のための作品だった。歳…
小津作品の中で繰り返し描かれる娘の結婚。この作品では、未亡人で美人の母親とその娘の結婚相手探しを巡るストーリー。
最初のおじさんたちの会話がかなりキモい。お節介な事に縁談を持ちかけたり再婚の話を勝手…
このレビューはネタバレを含みます
枕ショット、低いカメラアングルや正確に調整されているキャストの位置、色や柄の使い方など、小津安二郎の全て慎重に計算された映画の撮り方は他の作品と同様に今回も素晴らしすぎた。
個人的には今まで観てき…
1963年秋刀魚の味
1961年小早川家の秋
1960年秋日和
の順で観ている。
母娘の感情がリアルだなぁと。
子に対する母の気持ちってこんな感じよね。
キャストはいつものメンツ。
おじさま三人…
娘役だった原節子が今作では母として娘を送る。
夫亡き後、職業婦人として働く母秋子。長く伸ばした爪はギラギラとマニキュアが塗られ美しく整えられている。艶かしい。
亡き夫の友人達は酒を飲み交わしては下世…
(C)1960 松竹株式会社