映画館の恋に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『映画館の恋』に投稿された感想・評価

3.5
初期のホン・サンスはフリオチが丁寧。人物をキャッチするキャメラワークがこれこれ〜ってなる。

・JAIHOにて。半年ほど前にアマプラを使ってホン・サンスを縦横無尽に見ていた時期があったが、少し間隔を空けて見たのでいい意味で懐かしさがあった

・89分しかないにも関わらず前半と後半ではっきりと…

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4.0

ホン・サンスの映画に登場する冴えない映画監督と可愛い女性、酒、タバコといったエッセンスがあまりにも日常的で落ち着く。相変わらず寄りとパンを多用し、シーンやモチーフを反復する。劇的な展開が起きる訳でも…

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現代楽器,20万ウォン,眼鏡屋,女.叔父店,ソン・スク「お母さん」,観劇,ネオン街.デート,居酒屋,愛人宣言,カラオケ,交わり,強揉み,非常階段,リンゴ食べ外国女,薬局巡り,喧嘩,地下鉄,手繋ぎ,泣…

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恋愛会話劇の名手ホン・サンス監督の日本では劇場未公開の人気作。

大学入試を終えたばかりの青年サンウォンは、中学時代の初恋の女性ヨンシル(オム・ジウォン)と街で偶然再会を果たし……。そんな内容の先輩…

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kabcat
3.8

初期のホン・サンスはやっぱりギラギラして生々しいのだが、その一方で「死」もあからさまなテーマになっていて、まさに「エロスとタナトス」を映像化したような作品だった。けれども前半が実は後半の主人公が観て…

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3.4
J.Strauss I
《Radetzky-Marsch Op.228》
mira
4.0

映画内映画(二部制)でメタ構造なので『教授とわたし、そして映画』的なもんか、と思ったが初期だけあって生々しく不気味な様子が色濃い気がする。雪に触れるんだ?(さわるではなく話としてふれるの意) と思っ…

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登場する男がいつもキモいホン・サンスの中でも屈指のキモさだが、手癖のズームもちゃんと意味を成している
チラつく雪が限定的に映されることで増す美しさ

土曜夜〜日曜朝が一番キマる感じがするホンサンス作品。
テレ東でこの時間帯に放送されていてほしい。
嘘と本当、生と死、現在と過去の狭間を
いつもが如く虚しさと共に揺蕩う。
虚構的な死が現実にも侵食する…

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