ケーキ?降霊会?ナチスのスパイ?
それとも全ては妄想??
フリッツ・ラングによるモノクロ・サスペンス☆
字幕が横に出るし、白くて読みづらいし、捻っているようで捻ってない展開は惜しいです。
ので…
冒頭の精神病院でのシーンから始まり、バザーでのやり取り、降霊術の事件と続く中で常に感じる圧迫されるような不穏な雰囲気には魅力を感じた。
白黒映画であることも手伝ってか、どこか違和感のある謎めいた…
ロンドンを舞台にしたサスペンス作品は、フリッツ・ラングが作ってもどことなしかヒッチコック風味。レイ・ミランドはジェームズ・スチュワートみたいな使われ方だけど、眼差しが胡散臭いのでヒッチコック『ダイヤ…
>>続きを読むキチガイ病院から出てきた男の妄想と陰謀で振り回さず、真犯人捜しで二転三転するだけの口当たりのよいサスペンスで終わってしまっているのがラング映画としては、どうにも物足りない。陰惨さ、男が背負い込んだ酷…
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