日米両方の目線から描かれたというのが主要なコンセプトらしい。
二部作で、この第一部である本作はアメリカ側から見た話。
間違えて二部の方を先に途中まで観てしまい途中でこちらに変更したが、どちらから観…
一つの戦場を、同じ監督が双方の視点から描くというのは面白い
兵士個人の視点に寄って描かれた『硫黄島からの手紙』に比べて戦闘を俯瞰する場面が多いので、併せて観ることで戦場の全貌が見えてきた感じがする…
どういうわけか先に「硫黄島からの手紙」を見てしまったが、「硫黄島2部作」の1作目はこっち。
大きく3つの時制で語られる構造。
まず、年老いたドクとその息子。息子が書いている父親たちの話が原作で、タ…
父親たちの星条旗には二つあると思う。
一つは仲間との共闘の末に自然に立ち上げられた星条旗(カトリック的アメリカ)、もう一つは国家の利益のために人工的に立ち上げられた星条旗(プロテスタント的アメリカ)…
(2025.106)
第二次大戦中、硫黄島での米軍と日本軍の戦闘の最中、米軍は戦力を誇示するように山の上に星条旗を立て、その瞬間を切り取った写真が米国の勝利の象徴として持て囃されるようになる。写真に…
クリント・イーストウッドだからかはわかんないけど、戦争そのものの描写よりは戦争を通した主人公たちの心情描写が強かった。
直前にブラックホーク・ダウンを観てたから違う観点過ぎて慣れるのに少し時間がか…