【2つ目の旗】
戦争について若者は簡単に考える。
特に戦場に行ったことないやつは。
そんな、耳の痛いセリフから入る本作。
『硫黄島からの手紙』と対をなすこの映画はアメリカ側の視点から描かれ…
“Maybe there's no such thing as heroes…Heroes are something we create, something we need.”
“It's a…
海から来た者と還る者の影交じる硫黄匂う黒い砂浜有する太平洋戦争激戦区の硫黄島。戦い行方見下ろす摺鉢山に靡く星条旗は、彼らに栄誉与え同時に重荷背負せた。英雄は必ずしも事実の産物に有らず。その虚構と記憶…
>>続きを読むアメリカの戦争ものには『ハクソーリッジ』『パールハーバー』『ミッドウェイ』など呆れた作品も多い中、本作は誇張・捏造・歪曲を一切感じさせません。冷静で客観的で実に素晴らしい。
クリント・イーストウッド…
目を覆いたくなるような蛮行も、敗走する前線も、とにかく本国では現地の情報を隠蔽する傾向にあった日本のマスコミとは対照的に、
アメリカは比較的目立たない戦果でもポジティブに報道したことで、総力戦にお…
2025/08/15
硫黄島のという作品を観たあとに姉妹作があると知り、鑑賞。勝者、敗者の二面だけでは語れない。
硫黄島のシーンは少し見覚えがある箇所もあった。侍に頭を切られるイメージなのか。
生…