年初恒例の「七人の侍」鑑賞を機会に、黒澤映画未見作品の鑑賞に今回は本作をチョイス。小津作品を通じてファンになった原節子の黒澤作品唯一の主演作。
太平洋戦争突入直前、幸枝(原節子)の夫は戦争を止める…
1946年という終戦間もない年に公開されるべき価値のある作品
八木原教授の「自由の裏には苦しい犠牲と責任がある」という言の重みが、終戦後の日本を象徴づけている。
原節子演じる幸枝が野毛と生きるなかで…
2014/11/3
序盤の原節子演じる幸枝は、大学教授の一人娘という環境に育ちながらも、物事を深くは考えない楽観的なお嬢様。それどころか、父親の教え子に土下座を強要したり、なかなかのSっぷりを発揮(…
満州事変を機に軍国主義が国を支配していった時代。思想弾圧に反抗した学生運動。そういう時代の波に翻弄された、ひとりの女性の人生。黒澤明作品では珍しい女性映画ですが、なかなかドラマチックで面白いです。
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過去鑑賞。黒澤明1945年監督作品。久板栄二郎脚本。原節子、藤田進、大河内傳次郎主演映画。
戦前の京大・滝川事件と戦中のゾルゲ・スパイ事件のふたつをモチーフに、ひとりの女性の反戦活動を描いたドラマ…
信念を貫く
黒澤明監督による、戦前・戦中・戦後を生き抜く一人の女性を通して、自由と信念の意味を描いた社会派ドラマ。
物語は、京都帝大教授の娘・幸枝が、父の教え子である自由主義者・野毛と、彼…
テンポは良かった。時間の飛ばし方が気持ちいい。
映像のセンスも良くて、階段から落ちるシーンとか、藪から「スパイダ、スパイダ、スパイダ、スパイダ、スパイダ…」となるシーン(ここは正…
黒澤明監督の戦後第1作。原節子主演による自分探しの戦時女性映画。キネマ旬報ベスト2位。脚本は同ベスト1位となった「大曽根家の朝」(1946:木下恵介監督)も手掛けた久板栄二郎。
満州事変を機に日本…