戦メリにおいても描かれていた理解しきれない他者間の関係性を、人種どころか種族の壁を超えて描いた作品。
西洋社会においての「猿」というのは、要するにこれは黄色人種の比喩であって、マックスは大島自身で…
大島渚監督が描いたアブノーマルな世界。
夫と息子もいる女性(シャーロット・ランプリング)がチンパンジーと恋愛関係となる。
最初は外に部屋を借りて密会を重ねていたが、夫に知れて、夫から「家で一緒に住…
おもろい。「チンパンと人間はどう性交するのか?」に夢中なヒギンズの苦悩をメインに描きながらも、後半のおばあちゃまんちから帰る途中で森へ消えたと思ったマックスが車上に落ちてきてそのまま爆走。凱旋門の手…
>>続きを読む種族を超えた愛…というより「もし妻の愛人が猿だったら」というドリフ的不条理艶笑コメディ。「聖なるズー」や平山夢明の「GangBang The Chimpanzee」思い出した。日本人がフランスで撮る…
>>続きを読むシャーロット・ランプリング演ずる人妻がチンパンジーと不倫する、というテーマのインパクトがほぼすべて、という感じが否めません。シャーロット・ランプリングの眼と口端だけでつくる表情や、夫役アンソニー・ヒ…
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