前科者が再び社会に出るも、偏見と差別を受ける。そんな彼はある日強盗犯にしたて上げられてしまう。献身的に支える奥さんは「説明すればわかってくれるはず」と自首を勧める、、。
全く古さを感じさせず、コロコ…
フリッツ・ラングがナチスに逐われアメリカに移住したころの作品。正直、ドイツ期の「メトロポリス」や「M」ほどの衝撃は感じず、いまふつうに見て楽しめる作品だとはいえないでしょう。とはいえ、部分的にはいろ…
>>続きを読む初めて観た時はただ痛々しさしか感じなかったけど、原題の意味(人生は一度きり)を知ってからはとても深く考えさせられた。
幸せであろうがなかろうが、人生は一度きり。
他人から見て幸せに見える人生より…
ノワールでもあり、男女のメロドラマでもある映画史における至高の一本。
ありとあらゆることに見放され、更生もできずに男の物語は進んでいくが、最愛のひとだけは彼のことを信じ続け、その愛にだけ光があてら…
淀川長治先生がベタ褒め。最近ラング作品を7本程見ていたけど、自分も本作と『恐怖省』と『死刑執行人もまた死す』が最も好みかな。牢屋の影、神父を前にした際の煙と光の扱いなど。『俺たちに明日はない』より断…
>>続きを読むシルヴィアシドニーのブスさでかなりコケる。逃避行の加速装置に信頼が置けなくて笑えない。邦題の失敗と、似た話の多さとその比較によってこの作品の評価はかなり雑になってしまいそう。妙な旨さ、脱獄、変なカエ…
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