斬るに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 4ページ目

「斬る」に投稿された感想・評価

短いけどぽんぽん進んで行くし、市川雷蔵がかっこいいでめちゃおもろい。映像が綺麗で、緊張感の魅せ方が上手い。
何か一般化されたもっと大きな思想(?)伝えようとしていたけど、俺には読み取りきれなかった…

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OPから只事ではない
市川雷蔵と天知茂の共演は眼福
弟を逃がすため全裸で追手をくい止める万里昌代
国茶

国茶の感想・評価

4.1
終始主人公が
可哀想なくらい不運な映画

まじ可愛そうで
胸が痛くなる

時間も短いから 見やすいよ

新藤兼人の書く台詞は相も変わらずおかしなところが無いでもないけど、やはりメルヴィルと小津を足したような三隅の優美で洗練された演出は素晴らしい。

端正な面構えの市川雷蔵も悲劇の前触れとなる鶯の鳴き声…

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市川雷蔵の作品。

普通の武家で育った主人公が、御前試合で頭角を現し、嫉妬した隣の親子に父と妹を斬殺される。
行き絶え絶えの父から、出生の秘密を聞き、仇を討ち果たし旅に出る。

大映作品は、絵が素晴…

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ネット

ネットの感想・評価

4.2

美意識の塊。お話はまぁ…という感じだけど、テンポよくサクサク進むし、いちいち画がキマっていてシビれる。
全体的に静かだが、退屈な静けさではなく、むしろ静けさが全編の空気を引き締まったものにしている。…

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非業の死に取り憑かれた男、高倉信吾(市川雷蔵)の生涯を描いたいわゆる「剣三部作」の一作目。
話法の洗練と主題的な一貫性がまったくオリジナルなスタイルを作り出しており、画面の緊張感が半端でない。
大胆…

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このレビューはネタバレを含みます

時代劇に対するステレオタイプな概念をみごとに裏切ってくれたのがこの三隅作品。
ほのぼのとした始まりから、あれよあれよと波乱の生涯を走り抜け、ラストの切腹に至るまでまったく隙がない。美しい巻物絵を観て…

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riko

rikoの感想・評価

4.2
去年観て、三隅研次にひれ伏してしまった記憶、凄すぎる
今日授業でカット諸々をじっくり解説受けてさらにひれ伏してしまった
toro

toroの感想・評価

4.8
即物の美しさと内面の豊かさが見事に結びつく傑作。
それはおそらく、なにをどこからどのように斬り取るかという手捌きの妙である。

斎藤一郎による電子オルガンの波が、雷蔵の眼つきを際立たせる。

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