BSで再鑑賞。
話の筋も忘れてしまっていたので、新鮮に観ることができた。
「斬る」という残忍な傷害行為に独特の倫理観が与えられていた時代。自らの出生の秘密を知った男の数奇な人生。史実的要素を踏まえ…
オープニングからわりとスタイリッシュなカットではじまる三隅研次と市川雷蔵の「剣三部作」の一作目。眠狂四郎の2作目と3作目の間に撮っています。(訂正、狂四郎や忍びの者よりも前でした)
雷蔵が複雑な出…
とにかく冒頭から「ただごとではない」感が凄い。徐々に盛り上がるとかじゃなく、助走なしでいきなり山場から始まる。かと思ったらその最中にスタッフクレジットも始まったりするから、画面のどこを見れば良いのか…
>>続きを読む手っ取り早くちゃっちゃと進めてくスピードの速さは凄い。割と人間関係複雑なのに、毎回敵が登場するたびに一瞬で誰だか把握出来るのは的確に人間の顔を捉えている証拠だと思う。カメラのポジションだけでヒヤヒヤ…
>>続きを読む冒頭のアヴァンタイトルから、無音の中で研ぎ澄まされたカット割りを見せつけられ俄かに期待が高まる。
妹役の渚まゆみは、眠狂四郎シリーズの「無頼剣」「勝負」における子役の演出と同様の棒読み感があったが、…