エリック・ロメール監督作品初鑑賞。
世界の歴史を勉強する上で、この頃私が一番面白いと思っているのは、第1次世界大戦から第2次世界大戦直後1960年ぐらいまで。
この時代に一番興味がわく。
というの…
エリック・ロメールの大好きな部分はこの映画からはまったく感じられなかった。
普通の映画として収斂されてしまった感はある。
でも今まで男女の恋愛劇を撮ってきた監督が晩年、このような歴史政治物を撮りた…
黒沢清『スパイの妻』はここから…!!夫婦ふたりの緊迫感のある会話劇に差しこまれるさりげない表情やしぐさからくる余白のポエジー。『海辺のポーリーヌ』『夏物語』のアマンダ・ラングレが大人になっていてとて…
>>続きを読む蓮實先生の書籍他でよく目にする映画なので鑑賞してみました。鑑賞眼の答え合わせみたいなものですかね。
エリック・ロメール監督の作品は何本か拝見していて軽めのウィットに富んだ会話劇のイメージが強かったの…
ロメール映画としては珍しく張り詰めた空気が常に漂う。
疑心暗鬼になりながらも夫を信じようと努める妻が、低速に着実に真綿で首を絞められていく様子が印象的。
このようなポリティカルサスペンスであるにも関…