このレビューはネタバレを含みます
あっちこっちにホラ吹き回り、アゴをさすって我が物顔で画策する主人公がどうにも好きになれず。
腕っぷしが物を言う、クローズのような世界感で、中学~高校生くらいの会話が飛び交う大人達の様子が稚拙に見え…
とにかく大衆ウケを徹底したと言われる黒澤明監督のエンタメ作品。わかりやすく面白い。海外の監督がこぞって真似したくなったのもわかる絵作りに構成。
銃を渡すシーン然り、王道の中で見せるほんのちょっとし…
序盤、両者死にたくない気持ちが前面に出た決闘ギリギリの場面がコメディ感あり新鮮。砂埃や酒蔵の場面は、よくこんなの撮ったなと感じる。セットにしろ風景にしろ、今ではなかなかお目にかかれない風合い。この時…
>>続きを読む「用心棒」とは名ばかりで、
どちらに付くかの匙加減。
大金を出させる上手で、手に取らぬ。
宿場町の敵対する二大勢力。
どちらも双方どうにかしようと
一計案じて、また一計。
三十両の使い道。
…
三船敏郎が渋い。僕もだんだんおじさんに近づいているが年齢を重ねるだけではああはなれないだろう。
飄々とした雰囲気と何事も動じない余裕と大胆さ。そしてここぞというときに見せる獣のような鋭さ、カッコいい…