馬鹿げた不倫メロドラマをベースに、戦前・戦後という激闘の時代に変容する結婚観、セックス観を、深い哀切をもって描いた小さな名作。て感じやった。ストーリーは、第2次世界大戦中、戦争の轟音が鳴り響くなか、…
>>続きを読むまちがった道徳と自分に与えられた役割を守る人間に不満が溜まっていくことでいつかその間違った道徳の殻が壊れるという 耐えの姿勢を見せる道子の信念と決意、古風な考え方であるけれどその自己犠牲がうつくしく…
>>続きを読む前半の言った言葉が次々に実現していくスピード感が速すぎる。死ぬ話したら次のシーンでは死んでいる。
田中絹代と片山明彦が宿で語るシーン、編集もキレてるし、長回しでも光の変化が絶妙で田中絹代に当たる照明…
大岡昇平原作を溝口が映画化
原作未読でアマプラで初見
(リマスターではなく画は良くない)
生まれも育ちも今も武蔵野に暮らす自分には
何となく気になっていた本作
「夫人」が後ろにつく作品は
真珠、チ…
このレビューはネタバレを含みます
隣人との関係ドロドロですね。
死の淵にいる道子を前に皆が責任のなすりつけ合い、醜すぎる。開き直り"男たちのせい"と罵る富子はどの口が言うのか。
学生のいとことの淡い関係を発展させることを良しとせず…
父親から譲り受けた家(土地)を守るためだけに貞淑な妻であり続け全てを捧げてきた人生。
「なんのためにこれまで我慢してきたの!」という悲痛な叫びが最後にして初めて吐いた本音、なんだろうな。
つとむが武…