“竹中直人”の出演作中、訳もなく好きな作品。
川原で石を売る男の物語だが原作が“つげ義春”とか、知らずに鑑賞した。
芸術家って、こういう人を言うのか?と自問しながら、それでも“無能”と片付けるのに…
つげ義春漫画が原作、竹中直人の初監督作。ぎりぎりのところでゆずれない。落ちても家族を愛している。妻も夫が何をしているときが一番輝いているかを知っている。小津っぽかったりスピルバーグみたいに流れ星出し…
>>続きを読むコレも相当前に一度観たが、細部を原作と比較しつつ再見。つげ義春の短編連作「日々の戯れ」「石を売る」「無能の人」「鳥師」「採石行」から抽出して人生に無気力な男(つげ自身をモデル)、もう漫画を書く気力も…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
漫画家つげ義春の代表作の一つである同名作品を竹中直人が主演、監督した映画。コメディアンでもある彼の初監督作品の原作が、河原で拾った石を売る男の話という脱力系つげ作品なのが興味深い。つげ本人をモチーフ…
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