2018年松竹。「ノスタルジア」との二本立てで観た。
話はノスタルジアよりわかった。1本目で、眠くならなかったからかも?
核爆弾のメタファーッ 終始、メタファーッ 荒野で物が燃えてると、気分がいい。…
感想というより考察。
オープニングクレジットでBGMに流れるバッハの「マタイ受難曲」とダヴィンチの「当方の三賢人の礼拝」映像から強いキリスト教色が打ち出されている。
冒頭で語られる主人公が無神論者で…
久しぶりのこちら。冒頭の二人のおっさんの会話からして最高にキレがある。
世界の家族の崩壊。慄く恐怖との対峙。
バッハと海童道祖、西と東それぞれの静謐な音楽がしっとり流れる画面に染み渡る美。陰陽印の着…
表象する世界との決別こそ芸術の追究であり、それは真理との接続とも言い換えられる。
それを絶え間ない詩的なイメージで具象化し、身を切る覚悟で映像に繋ぎ止められる非凡なデミウルゴスこそ、タルコフスキーな…
交錯するレベルの異なる構造、超自然的な、社会的な、個人的な。超自然的なもの(霊とか)を仄めかしたり、タルコフスキーの映画によく出てくる草原(共生する自然)や形骸化した金のカットはおもろい。逆ベルイマ…
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