「戦艦ポチョムキン」のオデッサの階段のような暴力的映像が延々と続く疲労感。
ものすごい速い編集とYoutubeの英語字幕のおかげでストーリーは半分ぐらいしか追えていないけど人物の動きの数珠つなぎで構…
大好きなモンタージュの映画。エイゼンシュテイン監督本当にすげーや。
労働者という群の放つ熱量が画から伝わってくるし、鋭いモンタージュが、それを何倍に増幅させて劇的さに拍車をかけている。
物語、社…
高密度の怒り。殴る代わりの造影。強く的確すぎるショットの怒涛。鮮烈な表象・イメージ群。群衆・大量の人間、機械の回転、工場設備ギミック、レモン果汁圧搾や牛屠殺と弾圧のクロスカッティング、圧排の火炎・放…
>>続きを読む71年2月、よみうりホールで、プドフキン『母』と二本立て上映。配給は、日活労働組合。本作はエイゼンシュテイン長編第1作。サウンド版(69年)。帝政ロシア、機械工場のストライキ、勃発から終焉まで。子供…
>>続きを読む映画は美しい画面と美しいアクションが連続して繋がってさえいればそれだけで良いんじゃないかと思わされることが多々あるけどまさにど真ん中に来た感じ。煙突の煙とか人の顔の寄りとかワラワラと群衆が移動してい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エイゼンシュテイン監督デビュー作。
一作目でこの完成度はヤバすぎる。
この監督、鬼才っていう表現が合ってると思う。
ポチョムキンはプロパガンダが強いけど、こっちはエイゼンシュテインがかなり自由に作…
サイレント期に於ける暴力映画の大傑作
抵抗のため駆け回り、鎮圧から逃げ惑う市民、それを嘲笑い鎮座する権力者、この暴力的な対立構造を活劇(アクション)で表現する、正に純映画的作品
動かないのは無生物と…