映画館の受付嬢を殺すところはあっさりとしていて良かった
人を殺したあとに平然と放浪しながらも新聞やラジオで自身が起こした殺人事件の情報を得ようとする、臆病な人間性が終盤の女性との会話にあった 自分み…
プロサッカーチームでゴールキーパーのヨーゼフ。試合中の判定を巡り、審判と揉めて退場処分を受ける。そのまま会場を後にし、映画館で受付嬢をするグロリアと出会う。翌朝彼女を突然殺害したヨーゼフはそのまま慌…
>>続きを読む同監督『ベルリン・天使の詩』が良かったので見た。比べて良かった点は、固有名詞が国際的になったところだが、そのシーンは非常に限定的だし、かなり現代との差があるため主人公たちにとってどのような手触りの言…
>>続きを読む何をどう楽しめば良いのかわからず、時々美しい映像が流れるテレビを眺めてた
根っからの放浪者の主人公。人を殺しても、逃亡という逃亡をせず街を彷徨く。自由とはまさにこのことかと思うが、そんな主人公がゴ…
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ペーター・ハントケの小説の映画化。ハントケはその後「まわり道」「ベルリン・天使の詩」(共同)の脚本を手掛け、2019年にノーベル文学賞を受賞する。主人公の心が全く持って読めなかった。衝動的に殺人を犯…
>>続きを読むヴィムヴェンダースの初長編映画。
この、話の本筋を盛り上げるんじゃなくて、何かあってからも続いていく日常生活を淡々と撮って、その中で一貫して、今回のような不安だったり、なんらかの感情を抱き続けなが…
流石に初期2作と比べたらだいぶ見やすかったものの、作品としての捉え方も難しく最後までずっと若干目を滑っていくような映画ではあった。前半の殺害シーンの演出はかなり良くてそこが個人的に見所。サスペンスに…
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ふとしたことで女性を殺してしまった主人公の逃避行?ロードムービー。酒場、ジュークボックス、コイン等が繰り返し描写されるのが今作の何にも起こらなさを強調する。
ゴールキーパーなりの理論は興味深い、今の…