部屋と豆乳と猫とケーキとかみさんとわたしみたいな作品。部屋が暗くそこから出ないという小宇宙空間の中に佐村河内守と奥様だけ、テレビ関係者、ジャーナリストがやってくる。彼らは、「ビック・アイズ」的な内容…
>>続きを読むよくテレビや新聞なんかで「大変申し訳ございませんでした」とおっさんが横に並んで頭を下げてるシーンが報道されるが、これは日本特有の慣習らしい。海外には存在しない。
側からみた外国人は、アレイミアリマ…
【レビュー】
《見惚れる程の鮮やかな恐怖に支配される秀作》
凄い…凄過ぎる……見事に騙された。
ゴーストライター騒動の真実に迫るドキュメンタリーなのかと思っていたら、トンデモナイ間違い。ドキュメン…
真実と表裏一体に存在するのは、虚構だ。
情報が氾濫する世の中で、
受け取った情報が
真実であるか虚構であるかを判断するのは
情報の受け取り手次第である。
しかし情報の伝え方もまた、
メディア次第…
公開直後の週末、渋谷のユーロスペースに観に行ったが、それは大変な混雑で、朝の早い時間で1日分のチケットが売り切れるなど、ちょっとした騒動であった。ドキュメンタリーは何か、森達也とは何か、とか小難しい…
>>続きを読む"FAKE"
単純に映画としての話です。この映画の凄い点は二つあって、それは"人が成長する瞬間を見せてしまったこと"と"主観と客観の入れ替わる瞬間を見せていること"でしかもその二つが表裏一体である…
耳ってわりと聞こえてるんじゃないの?
なんでそれが聞こえて、それが聞こえないの?
新垣は接触したがってるの?何なの?
新垣が嘘をついてるのか?
楽器弾けるの弾けないの?
聞こえないのにOK出せるの?…
ドキュメンタリーは嘘をつく
このドキュメンタリーを撮った監督、森達也の著書とテレビドキュメンタリーのタイトルである。カメラを向けられた人間は必ずカメラを意識して演技をしてしまう。カメラを向けられて…
(c)2016「Fake」製作委員会