田村の唯一の監督作。シネスコの画面で、大島渚的な被差別民の肉体労働の暮らしが描き込まれつつ、その出自故に疎まれる女との蔑みを伴いながら惹かれ合う関係のドラマが展開される。典型的なプロレタリア映画であ…
>>続きを読む1960年製作公開。脚本田村孟 、成田孝雄 。監督田村孟。
田村孟唯一の監督作品。これ以降撮らなかった理由は下手くそだったんだ、と思い続けていた。己の才能に見切りをつけた、と。今回機会を得て観たの…
あ~何だコレ何も言えねえ。勿論炎加世子目当てで、タイトルの変な歌も袖のところ破れたTシャツもギラリとした三白眼も全てが最高だが、渡辺文雄が全部持ってった。この人は善人も悪人も何かハマらんと思ってたが…
>>続きを読むこの度のシネマヴェーラ特集は「日本ヌーヴェルヴァーグとは何だったのか」と銘打っているが、鑑賞後まさにそう呟きたくなる珍なる作品。
「太陽の墓場」で初めて観たギラつく太陽と汗がにおい立つよな炎加世子…
普段威張ってるイメージが強い渡辺さんがこっぴどくいじめられる。
ゲスい部分を煮詰めて濃縮させたような感じでストーリーに演出が追いついてない印象だけどそれが逆に心に迫るというか津川が出てけと言ったり出…
過去の義侠心の出どころもいまいちよく分からない渡辺文雄も大概ながら、有力者の父・三島雅夫に反抗して金は使わないが結局権力を笠に着た暴力を使って炎加世子へ嫌がらせする兄・津川雅彦に説教する月丘昌美だけ…
>>続きを読む炎加世子の胸チラが唯一の見どころの映画。吃音症の男との関係も津川雅彦(相変わらずオネエ顔)演じるヤクザとの関係もなんか全部がどうでもいい。ただ、冒頭映し出されるガキ達が炎加世子に対して「人殺し〜」と…
>>続きを読むあの大島渚脚本をほぼほぼやってる田村孟唯一の監督作だけとあれば観に行かないわけにはいかないが、こりゃへんてこな作品だ。パワーバランスがおかしい。古典的な対立構図を作ってもいまいち魅せたい箇所が不整理…
>>続きを読む歴戦のヴェーラじじぃ達が終わった後「意味分からん…」と嘆いていたが、意味わからんってか、その争い意味ある?みたいな終わり方をする、まぁ長いものに巻かれざるを得ない弱い立場の人間達、その影が乱立するラ…
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