元銀行員ヴェルドゥの人物造形が味わい深い。
基本的には狡猾な詐欺師かつ冷酷な連続殺人犯。その彼が雨の晩に出会った若い女性を毒殺しようとするも、彼女の人生や愛の哲学に触れて犯行を思いとどまり、気まぐれ…
確かに最高傑作かも
“Wars, conflict - it’s all business. One murder makes a villain; millions, a hero. Numbe…
#ラストのメッセージによるカタルシスを味わうための映画。
#が、そこだけを観ても感動は薄い。
#何度観てもコメディ要素少なめなのが逆に中途半端な感じ。シリアス時ふと見せる狂気を秘めた表情が際立って…
本作のチャップリンはメイク無しで動きもスマートな紳士。
けど殺人をビジネスとして忙しく飛び回っている。
実際惨たらしい殺人シーンはなくいつもの様に笑わせてくれる所もあり。
毒入り瓶の行方が面白い。
…
このレビューはネタバレを含みます
初めて観た。
連続殺人犯をこう描くのはいまの時代にはできないことだ。でも実は犯人たちは特別な人ではなく、普通に周りにいて言葉を交わしている誰かで、犯罪を起こすような何かがその人にあるなんて思いもよら…
ところどころふふって笑っちゃうところもあって面白かったし、反戦映画だと認識して観ると飽きることなくて良い映画だと思った
最後の有名なセリフを言うための物語
殺人の直接的なシーンもなければ、むしろ…
このレビューはネタバレを含みます
あのチャップリンが連続殺人鬼を演じるということで、かなり興味をそそられた作品だ。
劇中で無惨な殺しの描写はないものの、チャップリン演じるアンリ・ヴェルドゥの獲物を罠にかけようとする時の狡猾で冷たい表…